2025年1月アーカイブ

"RESPCT YOURSELF" by The Staple Singers, 1971





(パップス)
困った時に助けてもらう仲間にさえ
敬意を払うことも出来ない人
そんなこともじゃあ いったいぜんたい
オレ達が敬意を払われる時代なんて来るだろうか?

聖書を手にする者に
見て見ぬふりをするアンタ
そちらの手は借りないから
他所へ行ってくれるがいいさ

何をしても一人よがりで
みんなの足をひっぱるタイプのキミ
さてはKKKの友達だな?
もう古い時代は終わったんだよ

 仲間を大切にしよう
 仲間を大切にしよう
 〈君自身〉を大切にできないようじゃ
 オレ達はいつまで経っても大切にされないだろう

 オレ達の仲間を大切にしよう
 〈自分自身〉を大切にしよう

(メイヴィス)
産まれて来たってだけで
タダでなんでも貰えると思ってるアンタ
産まれて来たときと同様
スッカラカンで死ぬでしょうね

大気汚染が政府のせいだとか
文句ばかり言ってるプー太郎くん
そんな暇があるなら
咳をするとき 自分の口に手をあててみたら?
少しは他人様の役に立てるかも

名前も思い出せない女のことを
悪態ついてる男ども
そんなことでエラくなったつもり
一体どこまで馬鹿なんだろ?

 仲間を大切にしよう
 仲間を大切にしよう
 〈あなた自身〉を大切にできないようなら
 私たちはいつまで経っても大切にされないでしょう

 私たちの仲間を大切にしよう
 〈自分自身〉を大切にしよう


If you disrespect anybody that you run in to
How in the world do you think anybody's supposed to respect you?
If you don't give a heck about the man with the bible in his hand
Just get out the way and let the gentleman do his thing
You the kind of gentleman that want everything your way
Take the sheet off your face, boy, it's a brand new day

Respect yourself
Respect yourself
If you don't respect yourself
Ain't nobody gonna give a good, good. . .
No, no, no
Respect yourself
Respect yourself

If you're walking around thinkin that the world owes you something because you're here
You're going out the world backwards like you did when you first come here
Keep talkin' about the president, won't stop air pollution
Put your hand on your mouth when you cough, that'll help the solution
You cuss around women and you don't even know their names
Then you're dumb enough to think that'll make you a big old man

Respect yourself
Respect yourself
If you don't respect yourself
Ain't nobody gonna give a good, good. . .
No, no, no
Respect yourself
Respect yourself



モスクワ空港のテレビ

 
いまだに意味がわからないので、誰かに教えてほしいことがあります。
テレビから、映像がびゅーんと飛び出してくるのです。
あれは一体何だったのか。

2006年のことです。ですから、もう二十年ちかく前の話です。
僕たちオーサカモノレールは、はじめてヨーロッパへ遠征しました。
ぜんぶで六公演、ちいさいところばかりで、じっさい、お客さんが三人くらいのところもありましたが、それでも、思い出深い旅でした。
一番安い飛行機チケットを買ったわけです。当時、それはアエロフロート航空でした。
最近のアエロフロートは、機内もキレイで、チケットも他の航空会社と変わらない値段がすると思いますが、そのころは「安い飛行機といえばモスクワ経由のアエロ利用」でした。そのもっと昔は、「安い飛行機といえば大韓航空でソウル経由」でしたよね。時代とはどんどん変わるものです。

そういうわけで、モスクワ経由でパリに向かったと記憶しているのですが、行きも帰りも、モスクワ空港(シェレメチェヴォ)を経由します。
その空港の施設内で、とんでもないものを見たわけです。それが、そのテレビなのです。

テレビが、目線より少し高いところに、何台も設置してあります。
メーカーの名前をわすれてしまいました。ロシア製だったか、韓国製だったかのどちらかです。
そんなに大きなテレビではありません。すこし小さめの、32型か、それより小さいか、くらいのモニターが、そこらじゅうにあるわけです。
それは、そのテレビメーカーの宣伝のためにそこに設置してあるわけで、えんえんと電気メーカーの宣伝とおぼしき映像が流れています。

そのテレビから、物体(映像)がビュンビュンと飛び出してくるのです。
こちらは3D眼鏡などかけていません。乗り継ぎするためにふつうに歩いているだけです。
それなのに、5、6メートルも離れたテレビモニターから、画像がとびだし、自分の手元あたりくらいまで飛んでくるのです。
「立体に見える」とかじゃないですよ。もう、こっちの手のとどきそうなあたりへ、向こうから飛んできて落ちる。
「うわっ」と叫び、体をのけぞらせて、飛んでくる物体を避けちゃうくらい。
さすがに、「これは立体テレビからの映像である」ということは理解していますので、物が飛んでくるといっても、本当に錯覚を起こして恐怖するほどではありません。
でも、視覚上、物が、自分の身体の手前に向かって飛ぶのです。

こりゃあすごい、こんなスゴいテレビが開発されたのか、とバンドメンバー全員で話をしました。
これから、世界を席巻すること請け合いです。

ところが、です。
あれから二十年ほど経ちましたが、いっこうに、日本に入ってきません。
それどころか、世界のどこでも、僕の知っている限りはみあたりません。

いまはモスクワ空港も改装されて、そのテレビは無くなってしまいました。
ヨーロッパのどこにいっても、見かけることはありません。
あのものすごい技術は一体どこへ消えたのか。

2006年って、ものすごい前です。アイフォンの初代が登場したころです。(ちなみに僕は「iPhone」って書かないことにしています。あっ、書いてしまった。)
・・・あのテレビはどこにいったのか。
やっぱり、陰謀論でよく耳にするフレーズ「軍事技術に応用できるので国家機密」なのか?
安い陰謀論をふりまくのはいやなので、そんなことは言いたくないのだけれど。

誰かご存知の方、いたら教えてください。
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