2024年10月アーカイブ


ひさしぶりにブログを更新しています。

「オーサカ=モノレール」というへんな名前のバンドを32年もやっている僕は、なにをかくそう大阪出身です。でも、ずいぶん前に引っ越しをしまして、かれこれ20年ちかく横浜市に住んでいます。横浜市青葉区というところです。

僕の住むあたりはたんぼが広がり、川のむこうに「こどもの国線」が走ります。
本当は、選挙看板のうしろに電車の走るところを撮影したいと思ったのですが、その電車が15分に一本しか来ませんので断念しました。もしかしたら、明日あたりによいタイミングで写真を撮りなおすことができるかも。でも、ちょっと分かりません。
とにかく、ここはそれなりに長閑な、平凡な郊外です。

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ここは衆議院選挙「神奈川八区」となります。
立候補しているのは下記の三人。この中から一人だけ選ばれます。

 飯田能生(いいだよしき、新人)日本共産党
 江田憲司(えだけんじ、前職)立憲民主党
 三谷英弘(みたにひでひろ、比例復活前職)自由民主党 

長いあいだ(二十年ほどかな)江田憲司が選ばれている選挙区です。
江田氏は大雑把には、自民党、みんなの党、維新の党、民進党、無所属そして立憲民主党というふうに転々としてきました。その間僕はこの選挙区ですので、それなりに見ていたつもりです。

よく覚えているのは、民進党が解党したときのことです。
希望の党と立憲民主党の二つの政党ができましたので、江田憲司がどちらに合流するのかなと思っていました。2017年の選挙です。
それで、青葉台駅前でマイクを握っていた江田氏にちょっと勇気を出して声をかけてみたんですよ。

「希望にいかれるか立憲にいかれるか、どうなんですかあっ。」

まあ、わざと意地悪な、知ったようなことを訊いているわけですが、
僕の勝手な考えとしてはですね、たとえばこんな答えが返ってきたら議員さんとして満点だと思ったわけです。

「いやあ、これは社長、お詳しいですね、今いろいろ考えているところです」

しかし、実際にはどうなったかと言いますと、「めんどくさそうな〈リベラル市民〉が来やがった」みたいな具合で、顔をそらすのです。
演説を聞いているのは僕しか居ませんでしたから、これは勘違いでも何でもありません。
目を合わしてくれない、ヘンなにらめっこを30秒ほどやったのです。

これからもずっと代議士をつづけるのであれば、街にはいろんな人がいますから、その人たちと話ができる人間になってほしいと思います。
誰とは言いませんが立憲民主党の候補で街頭演説で声をかけてみたらガッカリ、という体験は、江田氏のほかに数回ほどありました。立憲民主党はいい候補を立てられるようになってほしいものです。

そういうわけで、自民党よりよっぽどマシな政党として立憲民主党(と共産と社民)を応援するべきとずっと考えている僕ですが、最近はたいてい、上記の理由により立憲ではなく共産党の候補に投票しております。

・・・さて、ここまでは雑談で、ここから本題です。

 2021年10月衆議院選挙
 江田憲司(立憲)・・・13万票
 三谷英弘(自民)・・・11万8000票

 2017年10月衆議院選挙
 江田憲司(立憲)・・・11万9000票
 三谷英弘(自民)・・・7万4000票
 加藤リカ(共産)・・・2万1000票

前回の選挙では野党共闘が成り、共産党は候補をたてていませんでした。
ですから、単純な計算でいくと江田13万票のうち2万票くらいは共産党からやってきた来たぶんとかんがえられます。
そう考えますと、この数年で三谷が得票をふやしているようですから、野党共闘が成立していない今回はもしかしたら江田が破れる可能性だってあると素人考えで思うのですがどうでしょうか。

新聞報道をみますと、やはり江田の勝利が堅いと云われています。
各紙による調査結果とはいえ、本当に大丈夫なのかな、なんて思ってしまいます。

つまり、この選挙区で共産党に投票している余裕はあるのだろうか、ということです。

選挙とは消去法であり、よりマシに投票することが選挙の基本です。
この世にはスーパーマンやらサンタクロースやらは居ないわけですから、素晴らしい人を求めるのではなく、一番ましな人を選ばければなりません。

この三人のなかでしたら共産党の飯山が一番よいと思います。
2015年の安保法制を機に、NHKの記者職を退職して市民運動にかかわるようになったそう。
彼に投票しても基本的には当選しないでしょうから、いわゆる「死に票」になります。しかし、自分の票は集計結果として歴史にのこります。自分と同じ選択をした人がこの地区に何人くらいいるのか、それがわかることは大事と思います。選挙とは自分の「表現」でもあるはずです。

そういうわけで、江田憲司の議席が本当に安泰なのか、が問題となります。
ギリギリの攻防なのであれば、僕は江田憲司に投票することにします。
直前の報道をみて決めます。
歯切れが悪くてすみませんが、そんなものです!

さて、もう一つの投票用紙は比例代表制で、政党名を書きます。

下記、僕の心証。
 
自民・・・首から先がないニワトリが歩くような。腐敗の極み。はやく解党を。
立憲・・・政権交代をめざして立憲主義を捨てた。
維新・・・ならずものの集まり。地方議員がどんどん性犯罪をおかす。
公明・・・もはや存在しないも同然では。なんで。
共産・・・この20年は一番まともな政党。
国民・・・おカネの話ばかりして人気稼ぐポピュリズム
れいわ・・・もはやゴマメではない。
社民・・・なんとしても比例議席を獲得してほしい。
参政・・・ちっこいナチス。自民の別働隊。
保守・・・これはすぐ潰れると思う。

僕の住む「南関東ブロック」では、共産の1議席(志位和夫)は手堅いとかんがえられる。2議席は難しいとかんがえられる。
社民の議席は難しいと云われている。
立憲は6議席は堅く、7議席目をうかがうといわれている。
そうかんがえると、比例は立憲に投票したほうが良さそうなものだが、今回の方向転換への批判票として立憲には投票したくない。
共産と社民で悩むが、社民の頭数となることを選ぶ。

そういうわけで比例は社民党に投票することにします。

10月27日(日曜日)は投票所へ!



*投稿内容に何か間違いなどがありましたら教えてください。







"I CAN'T WRITE LEFT-HANDED" by Bill Withers, 1972



この曲は10月6日に録音したんだけど
そのあと戦争は休戦となったよね
だいたい立場が似た人なら
戦争とは何か
みんな同じように感じてると思う
サイアクだよ、って。

多くのアーティストが、戦争や政府について、社会情況についての曲を書いてるけど
僕なんかだと、若者たちのことを考える
僕も同じように若かった
政府のこととか政治のこととかは、僕はよくわからないけど
若者はとても従順だから
突然誰かがやってきて
「行きなさい」って言われると
よく知りもせず、サッと行ってしまうわけ。

すこし前のことだけど
ある若者に会った
彼には右腕がない
ベトナムから帰還したばかり
大丈夫かい、って訊いたら
大丈夫さ、でも死ぬかと思ったよ
撃たれても大丈夫だったけどね
撃たれたってことが死ぬほど怖いんだ、って。
僕は、彼の気持ちを考えてみた
きっと泣いたろうね
そしてこう言ったかも・・・

左手だと字が書けないから
手紙を、手紙を
母ちゃんに書いてくれないか
伝えてほしい、伝えてほしい
ええと
弁護士に連絡して
なんとかして、なんとかして
弟に徴兵猶予をと。
ハリス牧師にも頼んでほしい
お祈りをおねがいします
僕はそんなに長くない
もうダメだと思う
長くは生きられないと思う

ここベトナムの
会ったこともない
背の低い男だよ
彼にもご加護を
僕は何もしてないのに
肩を打たれちゃった

新兵訓練で教わった
くる日もくる日も戦闘、戦闘・・・
バラ色に見えた
正直、カッコよく思えた
でもあの日は気が緩んでたのかな
銃弾も悪さはしない
こっちに飛んでくるんでなけりゃ
でもこっちに飛んできたら?
牧師に電話してほしい
ハリス牧師にも頼んでほしい
電話を 電話を
ハリス牧師に電話して
主に僕をお守りくださいと
牧師に伝えて
僕はそんなに長くない
もうダメだと思う
長くは生きられないと思う

ここベトナムの
会ったこともない
背の低い男だよ
彼にもご加護を
僕は何もしてないのに
肩を打たれちゃった


We recorded this song on October the 6th. Since then the war has been declared over.
If you're like me, you'll remember it like anybody remembers any war, one big drag.

A lot of people write songs about wars and government, very social things, but I think about young guys who were like I was when I was young.
I had no more idea about any government or political things or anything, and I think about those kind of young guys now who all of a sudden, somebody comes up, and they're very law-abiding, so if somebody says "Go" they don't ask any questions, they just go.
And I can remember not too long ago seeing a young guy with his right arm gone, just got back. And I ask him how he was doing. He said, he was doing alright now but he had thought he was going to die. He said, getting shot at didn't bother him; it was getting shot that shook him up.
And I tried to put myself in his position. Maybe he cried, maybe he said...


I can't write left-handed
Would you please write a letter, write a letter to my mother?
Tell her to tell, tell her to tell, tell her to tell the family lawyer
Trying to get, trying to get a deferment for my younger brother
Tell the Reverend Harris to pray for me, Lord, Lord, Lord
I ain't gonna live, I don't believe I'm going to live to get much older

Strange little man over here in Vietnam I ain't, I ain't never seen
Bless his heart, ain't never done nothing to
He done shot me in my shoulder

Boot camp we had classes
You know we talked about fighting, fighting every day
And looking through rosy, rosy colored glasses
I must admit it seemed exciting anyway

But something that day overlooked to tell me, Lord
Bullets look better, I must say
Brother, when they ain't coming at you
But going out the other way
And please call up the Reverend
Call up, call up the Reverend Harris
And tell him to ask the Lord to do some good things for me
Tell him I ain't gonna live, I ain't gonna live
I ain't gonna live to get much older
Oh Lord

Strange little man over here in Vietnam I ain't never seen
Bless his heart, ain't never done nothing to
He done shot me in my shoulder


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