"DOIN' THE RIGHT THING!" 7月7日(日)15:30スタート 代々木公園
イベントをやります!
「選挙にあたり、僕たちに何ができるか?」
実はそんなことを訴える音楽イベントをやってみたいのです。
とはいいつつ、そんなことをステージのうえでダラダラしゃべっても、あまりそれは得意ではないので、やらないと思います。
じゃあ何をするのかというと、何もせず、好きな音楽を演奏するだけであり、皆で楽しみたい。
イベントのタイトルは「DOING THE RIGHT THING!」。つまり「当然のことをやってるぜ」ということです。ここにおける「当たり前のこと」とは、「選挙をもりあげる」ということ。堅い言葉でいうなら、「市民の政治参加の手本となる(大人は全員あたりまえ)」というようなこと。
さて、ご存知のように、参議院の選挙って、かならず、三年ごとの夏にあります。
自分たちの暮らしの行方を左右することになる、それこそ国家規模の巨大イベントです。
たとえば、あの、四年に一度の大激論が交わされるアメリカの大統領選挙と同じような意味のものであるはず。
でも、なんだか、日本の参院選挙は僕たちの日常的な会話の話題にあまりのぼりません。テレビでもほとんど採りあげられません。
ほんの二週間くらい前になって突然、「争点は何でしょうか?」とか「投票にいきましょう!」などと、すこし騒いで、あっという間に終わってしまう。
これでは本当の意味での選挙とはいえないと思います。
たとえば、すくなくとも半年くらい前から、争点や政局をくわしくテレビでやらないとだめです。
ふだんから何も知らされておらず、何も話し合っていないのに、いきなり「かならず、選挙に行きましょう!」とか「しっかり選びましょう!」なんて言ったって空々しく響いてしまいます。
毎回選挙にいくひとは行く。毎回選挙に行かないひとは行かない。そういうことになっている。
有権者の半分の人しか行っていない。
しかも、です。
欠かさず投票所に足を運ぶようにしている人たちでさえ、すくなからずモヤモヤしながら投票していることでしょう。
選挙の争点も明確でないまま、誰に投票したらよいか分からないまま、当日を迎えます。
選挙制度だって、よくわからない。
参院選の選挙区ってどこまでだっけ? 比例区ってなんだ?
名前を書くんだっけ、政党を書くんだっけ?
それに何より・・・いれたい政党も候補者もいない!
これじゃあ、晴れた気持ちで投票所に行くことができない。
世の中をすこしでも良くしよう、とウキウキしながら投票所に行くことなど遠い夢です。
つまり、まずは、僕たちのやらなければならないことは、こういうことであると思う。
どの政党に投票するべきかを、何ヶ月も前から、みんなで考える習慣をつけなくてはいけない。
日本はどういう選挙制度が採用されているのかを、よく知っておかなくてはいけない。
この世にスーパーマンは居ないのだから、ウキウキワクワクしながら投票できるような候補者や政党が居ないのは当たり前とかんがえる。(しかも、いままで僕たちが政治を遠ざけてきたから、政党が既存の組織票に頼らざるをえないので、輪をかけてそういうことになっているわけだ。)
というわけで、このイベント「DOIN' THE RIGHT THING!」には、べつに、政治家が来るわけでもない、安倍政権批判くらいはするが、野党のための集会というわけではない。僕たちのための集会。平和や自由や人権という言葉のもとにあつまった音楽家であるが、演奏する曲目はそういうテーマ以外のものもあると思う。
とにかく、何かやらないことには始まらないぞー、という気持ちのイベントです。
精一杯やりますので、お楽しみに!
あ、できれば、シリーズ化したいので、アーティストのみなさんは次回の参加をおまちしています!