おつかれさまでございます。
オーサカ=モノレールというヘンな名前のバンドを三十年もやっているのですが、ずいぶん前に大阪から引っ越してしまい、いまは横浜市に住んでおります。
17年くらい神奈川県民です。
毎度恒例の「誰に/どこに 投票するべきか」、今週末の参議院選挙の神奈川選挙区編を考えてみたいと思います。

今回の選挙は参議院議員の議席248議席の半数を入れ替える選挙。
日本でかならず三年に一度おこなわれる国政選挙です。
僕の場合でしたら神奈川県です。これは大きな選挙区で、四議席が割り当てられています。
ところが、今年の神奈川選挙区の選挙はちょっと特別です。
といいますのは当選する人は四人ではなく五人なのです。
二年前に行われた横浜市長選挙のときに、松沢(維新)が立候補するので参議院議員を辞職したことにより欠員があるので、今週末の選挙で、五番目に票をあつめた人物がこの席に座ることになっております。(ただし任期は半分しかない)
横浜市長に当選できる可能性なんてどうせ無かったのに、何を思ったかわざわざ参議院を辞職してまで横浜市長選に立候補した。
選挙の裏側は知りませんが、維新の宣伝がしたかったのでしょうか。
または、野党候補(立憲民主党や共産党)の票をいくらか誘導して、自民党の候補を勝たせようとしたのでしょうか。
とにかく、いつもながら自民の覚えめでたい維新。あっちに行ったりこっちに行ったり、いちいちややこしい松沢です。
こういう輩が目立つのが一番悪いと僕は考える。日本の政治腐敗の元凶です。
そういうわけで、主な候補者は次のとおりです。
寺崎雄介(立憲)
水野素子(立憲)
内海洋一(社民)
松沢成文(維新)
三原じゅん子(自民)
浅尾慶一郎(自民)
深作ヘスス(国民)
浅賀由香(共産)
三浦信祐(公明)
まあ、よーするに、
三原(自民)、浅尾(自民)、松沢(維新)、三浦(公明)
の現職四名(松沢は前職だが)は手固く当選すると目されている。
あと残り一議席を下記の三名が奪い合う構図となっている。
水野素子(立憲)
朝賀由香(共産)
寺崎雄介(立憲)
このなかから一名が当選する。一体それは誰か、という話です。
でも、ちょっと待ってください。
僕は頭がこんがらがっています。
なにか手品でも見せられているような気がしています。
定員の四議席は自民二人、公明、維新でもう埋められているわけです。
維新も自民の別働隊みたいなもん(改憲勢力)なわけですから、すべての議席があっち側に抑えられているわけです。これは恐ろしいです。
そんななか、なんだか、おこぼれみたいな議席がひとつ、野党(立憲または共産)に与えられることになっているわけです。
めちゃくちゃラッキー、という話です。
うーん、そんなことってあるでしょうか。
自民側やら維新側もアホではないのです。
みすみす、一議席を立憲やらに譲り渡すなんてことがあるはずがない。
僕はなにか見落としているのだろうか。
狐につままれたような気分です。
いったい何なんだ、この詐欺みたいなおいしい話は。
三日三晩、寝たり起きたりしながら考えましたがわかりません。
この参議院の「三年ごとに半数が改選する」という制度で頭が混乱する。
A4コピー用紙をもってきて、表を書いてみたらわかった。

よーするに、真山勇一(立憲)の持っていた議席が今回の選挙で松沢に取られてしまう見通し、ということである。
五議席目がなんとか野党にまわってくるが、これは任期が半分しかない席なので三年分損していることになる。
なんだ、このマジックは。
それって、よーするに
参議院は選挙で勝てる見込みがあれば、途中でやめちゃって、もう一度選挙やったほうがトク。
という、とんでもない反則技を松沢が使ったということでは!
それで横浜市長選を言い訳に辞職したんじゃないの。
もっと重要なことに、三年後の選挙で野党側が議席を減らすことは間違いない。
選挙制度の悪用。民主主義の破壊。
さすが維新。
さすがみんなの党やら次世代の党やら希望の党やら渡り歩いただけのことはある。
こういうしたたかな悪人が跋扈する現代は、まじめな共産党を応援するにかぎります。
この日曜日も僕は、前回、前々回の参議院選挙と同じです。
あさか由香(共産党)
に投票します。
立憲民主党もイマイチです。
立憲民主党が頑張ってくれなければ困ります!
みなさん、日曜日は投票所へ。
オーサカ=モノレールというヘンな名前のバンドを三十年もやっているのですが、ずいぶん前に大阪から引っ越してしまい、いまは横浜市に住んでおります。
17年くらい神奈川県民です。
毎度恒例の「誰に/どこに 投票するべきか」、今週末の参議院選挙の神奈川選挙区編を考えてみたいと思います。

今回の選挙は参議院議員の議席248議席の半数を入れ替える選挙。
日本でかならず三年に一度おこなわれる国政選挙です。
僕の場合でしたら神奈川県です。これは大きな選挙区で、四議席が割り当てられています。
ところが、今年の神奈川選挙区の選挙はちょっと特別です。
といいますのは当選する人は四人ではなく五人なのです。
二年前に行われた横浜市長選挙のときに、松沢(維新)が立候補するので参議院議員を辞職したことにより欠員があるので、今週末の選挙で、五番目に票をあつめた人物がこの席に座ることになっております。(ただし任期は半分しかない)
横浜市長に当選できる可能性なんてどうせ無かったのに、何を思ったかわざわざ参議院を辞職してまで横浜市長選に立候補した。
選挙の裏側は知りませんが、維新の宣伝がしたかったのでしょうか。
または、野党候補(立憲民主党や共産党)の票をいくらか誘導して、自民党の候補を勝たせようとしたのでしょうか。
とにかく、いつもながら自民の覚えめでたい維新。あっちに行ったりこっちに行ったり、いちいちややこしい松沢です。
こういう輩が目立つのが一番悪いと僕は考える。日本の政治腐敗の元凶です。
そういうわけで、主な候補者は次のとおりです。
寺崎雄介(立憲)
水野素子(立憲)
内海洋一(社民)
松沢成文(維新)
三原じゅん子(自民)
浅尾慶一郎(自民)
深作ヘスス(国民)
浅賀由香(共産)
三浦信祐(公明)
まあ、よーするに、
三原(自民)、浅尾(自民)、松沢(維新)、三浦(公明)
の現職四名(松沢は前職だが)は手固く当選すると目されている。
あと残り一議席を下記の三名が奪い合う構図となっている。
水野素子(立憲)
朝賀由香(共産)
寺崎雄介(立憲)
このなかから一名が当選する。一体それは誰か、という話です。
でも、ちょっと待ってください。
僕は頭がこんがらがっています。
なにか手品でも見せられているような気がしています。
定員の四議席は自民二人、公明、維新でもう埋められているわけです。
維新も自民の別働隊みたいなもん(改憲勢力)なわけですから、すべての議席があっち側に抑えられているわけです。これは恐ろしいです。
そんななか、なんだか、おこぼれみたいな議席がひとつ、野党(立憲または共産)に与えられることになっているわけです。
めちゃくちゃラッキー、という話です。
うーん、そんなことってあるでしょうか。
自民側やら維新側もアホではないのです。
みすみす、一議席を立憲やらに譲り渡すなんてことがあるはずがない。
僕はなにか見落としているのだろうか。
狐につままれたような気分です。
いったい何なんだ、この詐欺みたいなおいしい話は。
三日三晩、寝たり起きたりしながら考えましたがわかりません。
この参議院の「三年ごとに半数が改選する」という制度で頭が混乱する。
A4コピー用紙をもってきて、表を書いてみたらわかった。

よーするに、真山勇一(立憲)の持っていた議席が今回の選挙で松沢に取られてしまう見通し、ということである。
五議席目がなんとか野党にまわってくるが、これは任期が半分しかない席なので三年分損していることになる。
なんだ、このマジックは。
それって、よーするに
参議院は選挙で勝てる見込みがあれば、途中でやめちゃって、もう一度選挙やったほうがトク。
という、とんでもない反則技を松沢が使ったということでは!
それで横浜市長選を言い訳に辞職したんじゃないの。
もっと重要なことに、三年後の選挙で野党側が議席を減らすことは間違いない。
選挙制度の悪用。民主主義の破壊。
さすが維新。
さすがみんなの党やら次世代の党やら希望の党やら渡り歩いただけのことはある。
こういうしたたかな悪人が跋扈する現代は、まじめな共産党を応援するにかぎります。
この日曜日も僕は、前回、前々回の参議院選挙と同じです。
あさか由香(共産党)
に投票します。
立憲民主党もイマイチです。
立憲民主党が頑張ってくれなければ困ります!
みなさん、日曜日は投票所へ。