あと19ヶ月。

 
僕にとって、やっぱり5月始めの安倍ビデオは衝撃でした。
やっぱり、これまでは頭のどこかで「改憲」なんて現実性がないだろうとあの人達のことを軽く見ていた。まったく認識が甘かったと思います。
2018年12月までに改憲の発議をやろうとしていると言われています。
これは、「お試し改憲」と言われているやつで、「とりあえず一度でも改憲をすること」自体が目的と考えられています。
つまり、憲法の破壊を目論む人達は、その人達もアホではないので、十年や二〇年をかけて憲法を破壊しようとしていて、とりあえずの第一段階というわけです。

なんとしてでも、この素晴らしい憲法をまもっていかなくては・・・と思います。

国会議員の七割が、これだけ腐敗した自民・公明・維新で占められているいまの日本で、すこしでもマシな憲法に変わる可能性は、これっぽっちもありません。
もちろん、「憲法をこういうふうに変えたら良いかも」なんて話し合うことは、まったくの時間のムダであって、何の意味もありません
従来の改憲派の人も「安倍改憲」には反対できると思います。
考え方の違いがある人も一緒に改憲阻止を目指すことができると思います。

そんなわけで、いったい僕たちに何ができるか・・・。
これはもうだいたい答えは出てるんです。
デモ・集会(イベント)です。
もう、それ以外に無いと言ってもいい。

そして、音楽業界の方面からも、絶対に、やらないといけないと思う。
「時代は完全に変わった。政治は誰かに任せておけば良いという時代はもう過ぎ去った」
ということを、表現者は工夫をこらして表現していく必要があると思います。

  *  *  *

音楽関係者の方々へ。イベントをやるしかない!
(僕たちはそれのプロじゃないか!)
アーティストの方々へ。いまこそ意見を表明していくべき!

陳舜臣の言葉

 
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作家・陳舜臣(1924-2015)の言葉。

《私は、日本の国籍を取っても、中国的な生き方をしたほうが日本のためになる、という意見を持ってるんですよ。
中国的な考え方を持って、言葉もできる、料理も、中国的な人が一人増えたほうが、日本の社会をより豊かに奥行きのあるものにすることではないかと。》

NHK『あの人に会いたい』(2015年6月6日放送)より


陳舜臣は、神戸に住む台湾人の貿易商の家庭に生まれましたが、台湾は日本の植民地であったので、日本人として生まれました。故郷の神戸で「支那人」として差別を体験します。終戦にともない、自動的に台湾国籍となったため、大学での教員の道を断念せざるをえませんでした。その後、作家となってから、本人の意思で中国の国籍を取り、のちに天安門事件をきっかけに中国籍から日本国籍を取得しました。
祖国とは何か。国とは自分にとって如何なる存在か。そして、民族国家の枠組みを超えて、「大同」という概念を深く思索した人生であったとのことです。

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TO BE YOUNG, GIFTED AND BLACK by Nina Simone, 1969



若くて、才に恵まれ、黒人として生きる
なんと素敵でかけがえのない望みでしょう
若くて、才に恵まれ、黒人として生きる
この言葉に心をひらいてください

この世界じゅうには何億人という
男の子や女の子がいて
幼くて、希望に満ち、黒人として生まれた
それは紛れもない事実!

若くて、才に恵まれ、黒人として生きる
若者たちへ大人が伝えてゆきましょう
あなたたちは
とても若くて、希望に満ち、黒人として生きる
世界が両手をひろげて待っています
人生の旅が始まったばかり

気持ちが鬱ぎ込んでしまったとき
この偉大な真実を思い出してほしい
若くて、才に恵まれ、黒人として生きる
あなたの魂はぜったいに負けない!

若く、才を授かり、黒人として生きて
長いあいだ真実を探し求めた
過去を振りかえることもあった
子供のころの暗い時代に囚われていた
でも今は違う
私たち全員が大きな声で言える時代が来た

若く、才を授かり、黒人として生きる
それってカッコいい!
それってカッコいい!
それってカッコいい!



To be young, gifted, and black
Oh what a lovely precious dream
To be young, gifted, and black
Open your heart to what I mean.
In the whole world you know
There's a million boys and girls
Who are young, gifted, and black
And that's a fact!

You're young, gifted, and black
We must begin to tell our young:
There's a world waiting for you
Yours is the quest that's just begun.

When you're feeling really low
There's a great truth that you should know:
When you're young, gifted, and black
Your soul is intact!

To be Young, gifted, and black,
Oh how I long to know the truth
There were times when I looked back
And I am haunted by my youth
But my joy of today
Is that we can all be proud to say:
To be young, gifted, and black
Is where it's at!
Is where it's at!
Is where it's at!



憲法記念日に

 
いま、日本に必要なことは、憲法をないがしろにする三流政治家から国をまもるために、いまこそ「憲法をひろめる」「憲法を学ぶ」ことやと思います。

日本国憲法というのは、本当にありがたいものです。こんなに良い憲法を持っている国はそう多くありません。
憲法の前文、9条、11条、13条、21条などはとくにサイコーなのです。
これよりええもんがこの世にあるなら教えてください。ほんまに。(そのことはまた書く!)

安倍首相の主導による「改憲」が言語道断であるのは言うまでもありませんが、それだけでなく、
「しっかり議論することは良いことだ」とか、「もっと平和な憲法をつくるなら改憲もアリ」とか、「自衛隊を合憲にすることは必要かも」などという意見に対して、僕は、「それも絶対アカンって〜!」と強く主張します。
あの安倍首相率いる自民党とその補完勢力が国会の七割も占めている今の日本で、どう転んだって、より良い憲法ができる可能性など万に一つもありません。

もし僕が真面目な顔をして、
「サンタクロースは居るか居ないか?」「いるとしたらどんな顔をしているか?」
「みんなで話し合いましょう。話し合うのは大事です」
なんて言ったら僕はアホだと思われるでしょう。
つまり、存在しないものを、存在しうるかのように言うのは馬鹿げています。
現在の国会によって「より平和な憲法」とか「より国民のための憲法」へ変わる可能性はゼロです。
いま国民が改憲のことを話し合うのはまったくのナンセンスです。

もっと現実を見ないといけないと思います。
現実とは、「安倍内閣のブレーキは何もない」「アメリカから戦争を手伝えと言われている」です。
そして「世界は排外主義に向かっている」です。
いま求められているのは、憲法を議論することでも、むろん変えることもなく、それを学ぶことや、その素晴らしさを世にひろめていくことでしょう。



EVERYDAY PEOPLE by SLY & THE FAMILY STONE, 1968



(スライ)
僕が本当に正しいかどうかなんて
そんなことは分からないけど
自分の信じることを歌にして届けるよ
お肉屋さん 銀行屋さん バンドマン・・・
職業なんて関係ないさ
僕も みんなと同じ普通の人間なんだ!

(ローズ)
ブルーな子とハッピーな子がおりまして
そのブルーな子が ハッピーな子を妬んでるんです
そのハッピーなほうには 恋人がおりまして
その恋人は 太り気味なんです
その太り気味の子は 痩せてる子を羨んでるです。
・・・いろんな人がいて それぞれ長所もいろいろなんだから
 ああでもないとか こうでもないとか
 ワンワンとか ニャーニャーとか
とにかく ケンカせずに生きていかなきゃ!

(スライ)
僕は君より優っていない
君も僕より優っていない
君も僕も誰でも 同じなんだよ
僕のファンの人 僕のこと嫌いな人
僕たちの音楽を聴いたことある人 聴いたことない人
でも結局 僕の頭の中までは誰も分からないでしょ?
僕も みんなと同じ普通の人間なんだ!

(ローズ)
髪の長い人(若者)がおりまして
髪の短い人(年配者)と仲よくできないんです
髪の長いほうが言うことには
髪の短いほうは おカネを持ってる人達なわけで
持ってる人達は 持ってない人達を助けるべきなわけで
貧しい人達は まだまだ助けてもらえていないわけで。
・・・いろんな人がいて それぞれ長所もいろいろなんだから
 ああでもないとか こうでもないとか
 ワンワンとか ニャーニャーとか
とにかく ケンカせずに生きていかなきゃ!

(ローズ)
黄色い人がおりまして
黄色い人は 黒い人を嫌ってるんです
その黒い人は 赤い人を嫌ってるんです
その赤い人は 白い人を嫌ってるんです。
・・・いろんな人がいて それぞれ生き方もいろいろなんだから
 ああでもないとか こうでもないとか
 ワンワンとか ニャーニャーとか
とにかく みんな普通の人間なんだ!


Sometimes I'm right and I can be wrong
My own beliefs are in my song
The butcher, the banker, the drummer and then
Makes no difference what group I'm in
I am everyday people!

There is a blue one who can't accept the green one
For living with a fat one, trying to be a skinny one
Different strokes for different folks
So on and so on and scooby dooby dooby
Woo sha sha. . .
We got to live together!

I am no better and neither are you
We are the same whatever we do
You love me, you hate me, you know me and then
You can't figure out the bag I'm in
I am everyday people!

There is a long hair that doesn't like the short hair
For being such a rich one, that will not help the poor one
Different strokes for different folks
And so on and so on and scooby dooby dooby
Woo sha sha. . .
We got to live together!

There is a yellow one that won't accept the black one
That won't accept the red one, that won't accept the white one
Different strokes for different folks
And so on and so on and scooby dooby dooby
Woo sha sha. . . 
I am everyday people!

もうすぐ選挙か

 
いまの日本では、平和、福祉、護憲、格差是正といったことを訴えても、なかなか票につながらないのだろう。だから、与野党ともに、この程度の政治でしかないんだろう。
たとえば、脱原発を訴えても票につながらないという現実があるから、組織票に頼らざるをえない民進党は「いますぐ脱原発」さえも打ち出せないんだろう。

「ちゃんとしたメッセージを掲げる政党には、ちゃんと票が集まる」・・・そういう状態を有権者の側からつくることが一番大事なんじゃないだろうか。

総選挙はいつになるのだろう?

選挙がきたら、僕は民進党や共産党を応援しようと思います。

たしかに、特に民進は本当に情けない。
「脱原発」さえハッキリ打ち出せない。こともあろうに「改憲私案」を発表する者も。森友問題では安倍退陣どころか大臣辞任さえ引き出せないようです。幹事長の椅子にいるのは「不退転の決意」で消費税増税をやった者だ。

・・・しかしそれでも、結局のところ、民進らによる野党共闘を応援するのが最善の道であることは疑いの余地がないのだ

「ちゃんと応援するから、ちゃんとやれ」という意味。

「ちゃんとするまで、応援してやらない」では効果がない。

(いままでの日本は、ほとんど誰も、どの政党をも応援していないようなものだった。それでは何も生まれない。)

民進への要望。
リベラルや穏健保守であれば誰もが応援したくなるような候補をたててください。

抱えている問題を一つずつクリアして政権交代を目指してください。

政局にとらわれないで、時間がかかっても良いから、いったんは議席が減っても良いから、「リベラル政党」を目指してください。


ちゅうわけで、結論はいつもと同じで・・・選挙では「最もマシなところを応援しよう」。
ほんまに。それしかないのと思うのだ。

大西巨人の言葉

 

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《問題を書くべきだと思いますね。
問題の、解決じゃないですよ、解決なら尚いいけど。まずは、在る問題の提起を。
その問題点を追求するようなものが欲しいですね。
今です。今こそ、と言うてもいい。》

大西巨人 
NHK『あの人に会いたい 』2015年8月29日放送より



そう、これこそ、まさに僕の知りたかったことだった!
小説『神聖喜劇』で知られる大西巨人。「(作家は)問題を書け」と言っている。問題の解決まで書かなくともよいから、いちばん大事な問題を取り上げて、そこに踏み込んで書けと言っている。

僕は作家でもなんでもないけれど、それでも同じことだろう。誰かと何かの会話をするとき、ブログを書くとき。そして、音楽をつくるときも。

「じゃあどうするの?」「どうすることもできない」などといって、解決方法が見つかるまで沈黙していては駄目なのだ。十分に分析が終わるまで敬遠していては駄目なのだ。

それでは、現代の日本や世界におこっているいちばん大事な問題とは何だろう。それは「あらゆるものが崩れ落ちていっている」ということではないかと思う。
あの、平和主義を掲げていたはずの日本が、武器を輸出したり、自衛隊が海外の戦闘地へ赴く。
まったくジョークとしか思えないような人物が日本の総理大臣になったりアメリカの大統領になったりする。
おまけに「(ナチス憲法成立の)あの手口を学んだらどうかね」が「副総理」だ。(そもそも、その謎のポストって一体なに......? 「副総理大臣」?)
直近では、「教育勅語を否定しない」の閣議決定。

「崩壊の時代」と言われている。しかし、なぜ崩壊がはじまったのか、どうしたらその崩壊を食い止めることができるのか、僕には分からない。それでも、とにかく、みんなで「その問題性を問題にしつづける」ということが何よりも大事なのだ。ほんま、当たり前のことだけど。
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