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『ピアノ奏法の基礎』

 
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『ピアノ奏法の基礎』 ジョセフ・レヴィーン 

2年前くらいに読みました。これからも繰り返し読みたい。

「人生かわった」という本。

こういう凄い本に、もっと早くに出会っておきたかった。

でも昔に読んだとしても、意味は半分も解らなかったかもしれない。

(いまも、半分くらいしか解っていないのだろうが。)



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Harlem: Black Angels

 
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恥ずかしながらまだ買っていなかった吉田ルイ子の本『ハーレム 黒い天使たち』をようやく買いました。
いままで何をためらっててん、ってかんじです。「サンクチュアリ出版」さん、お礼をいいたいです。

もし僕が音楽でなにかを表現したいのだとしたら、この写真集がそれをすべて表現していると思う。そういう本。

というわけで、お持ちでない方は、なにがなんでも是非とも手にいれてください。

ビデオ発見。

 

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The Whitefield Brothersのビデオ。ビデオあったんや。
カッコいいなあ!! とにかく、この人らが最先端やで、ほんま。

ライブの映像もYoutubeにいくつかある模様。


いま考えていること

 
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ここのところ取り憑かれているアイデアは、Early 60sのR&Bのリズムとリックを発展させて、50sのジャズのハーモニーやリック、ゴスペルのハーモニーで色彩を豊かにしたらいいのではないか、ということ。

Early 60sはいいのだが、それだけではダメだと思う。Paperboyなどは素晴らしく健闘しているが、もっとハーモニーを豊かにしたらいいのでは。そしてそれは、90年代から皆がやってきた「ニューソウル」みたいなのとは違う方法でできるはずだ。



CTIレーベル

 
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Waxpoetics誌が監修するCTIレーベルの音源から選ったコンピレーションCDが3タイトル、発売になるとのことで、試聴用CDをいただきました。発売おめでとうございます。

CTIでいちばん好きなのは、やっぱりエスター・フィリップスかなあ。僕の趣味としてはインストの、ソウル・ジャズというのか、フュージョンというのか、そういうのは物足りない気がするから。言うまでもなく、ハンク・クロフォードなど、男らしいというかソウルフルなアーティストもたくさんいるけれど。

せっかくの機会なので、"Home is Where the Hatred Is(私の家には苦しみだけが宿る)"を翻訳してみました。(オリジナルはギル・スコットヘロンですが。)秒数・文字数は厳密に考えたわけではなく、即席です。あしからず。
僕が学生だったころから、すごい歌だなあと思っていたのだけど、聞き取れない言葉などがあって、しっかり意味を知りたかった。いまはインターネットで、ある程度の品質のものならすぐに出てくる。とてもヴィジュアルが想い描ける歌詞。

"Stand me as far away as you can, and ask me why."という部分が自信がない。どなたか、わかる方、ご教示ください。


(Aメロ)
ジャンキーが夕焼けを歩く

帰宅途中の私

家を三日も空けたけれど

誰も気に留めていない

家には 憎しみだけが

家には 苦しみだけが

どうやら もう帰らなくてもーー

いいのかも知れない

(Bメロ)
〝何故こんなことに?〟って

遠くで言えばいい

私が死んでいくときーー

直視しないで

ロザリオを握ってよ

〝早くやめろ〟とか
〝打ち勝つんだ〟とか

聞き飽きたけど

そういう人こそ

病んだ心の膿(うみ)を
えぐり出そうとしてみたことが?

それでマシに死ねると?

*  *  *

(Aメロ)
私が帰れる場所は

白い粉のなかだけ

私の家は
空っぽの場所だった

いまは
無音の叫びが聞こえる

注射の痕(あと)が
私の家よ

この傷ついた心を治すことが?

どうやら もう帰らなくてもーー

いいのかも知れない

(Bメロ)
〝何故こんなことに?〟って

遠くで言えばいい

私が死んでいくときーー

直視しないで

ロザリオを握ってね

〝早くやめろ〟とか
〝打ち勝つんだ〟とか

聞き飽きたけど

あんたこそ

病んだ心の膿(うみ)を
えぐり出そうとしてみたことが?

それで幸せに死ねると?

マシに死ねると?




WILL SESSIONS "KINDRED"

 
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おー、これはカッコええ!
待ってました、みたいなやつ。

KINDRED.jpg

Funk in Newport Jazz Festival

 
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ジェイムズ=ブラウンの1969年のライブが入手できるようになっている。S師匠に教えていただいた。これは凄い! 1969年7月6日、この年のニューポート・ジャズフェスティバルの4日目(日曜日)の演奏。映画『真夏の夜のジャズ』(1958年)、マイルス=デイビスのライブ盤、マヘリア=ジャクソンのライブ盤などで有名な、あのニューポート・ジャズ・フェスティバル。
じつは、この年のニューポートのブッキングは、〝ロック・アーティスト〟が多く出演して物議をかもしたことで有名。約半分は従来のジャズの顔ぶれだが、大トリのレッド=ツェッペリンを筆頭に、ジェフ=ベック・ブロッド=スウェット&ティアーズなど。R&B畑から、ジェイムズ=ブラウンのほかには、スライやB.B.キングも出演。
のちに〝ウッドストック時代〟と呼ばれる時期のまっただ中。当のウッドストックはまだ開催される直前。ワイト島(1968-1970)、モンタレー(1967)、マイアミ(1968)などがこれに先立つ。1969年と言えば、『Bitches Brew』の年ジャズ界でもマイルス=デイビスを筆頭に〝ロック化〟の波が押し寄せていたころ。
大反対を押し切って〝進歩的〟なブッキングを敢行したジョージ=ウェインに先見の明があったというべきなのか、むしろ逆で、大きなロックの波に流されただけと考えるのか。いずれにせよ、素晴らしい音源に出会えて本当に興奮する。

曲目は下記のとおり:
1. Soul Pride
2. The Popcorn
3. Instrumental
4. Say It Loud - I'm Black and I'm Proud
5. If I Ruled The World
6. Kansas City
7. Licking Stick
8. Try me
9. There Was a Time
10. Give It Up, Or Turnit A Loose
11. It's a Man's Man's Man's World
12. Please, Please, Please
13. I Can't Stand Myself (When You Touch Me)
14. Mother Popcorn
15. Encore: Mother Popcorn

メンバーは下記のとおりと思われる。
James Brown (vocal); Richard Griffith & Joe Dupars (trumpets); Fred Wesley (trombone and probably organ); Maceo Parker (tenor sax & MC); St. Clair Pickney (tenor & baritone saxes); Jimmy Nolen (guitar); Al Kellum (guitar & bass); Charles Sherrell (bass); Clyde Stubblefield, John "Jabo" Starks & Melvin Parker (drums & percussions) and probably Marva Whitney (background vocal on Please, Please, Please)


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