音楽と関係ある度:★★★★★の最近のブログ記事

CTIレーベル

 
音楽と関係ある度:★★★★★

Waxpoetics誌が監修するCTIレーベルの音源から選ったコンピレーションCDが3タイトル、発売になるとのことで、試聴用CDをいただきました。発売おめでとうございます。

CTIでいちばん好きなのは、やっぱりエスター・フィリップスかなあ。僕の趣味としてはインストの、ソウル・ジャズというのか、フュージョンというのか、そういうのは物足りない気がするから。言うまでもなく、ハンク・クロフォードなど、男らしいというかソウルフルなアーティストもたくさんいるけれど。

せっかくの機会なので、"Home is Where the Hatred Is(私の家には苦しみだけが宿る)"を翻訳してみました。(オリジナルはギル・スコットヘロンですが。)秒数・文字数は厳密に考えたわけではなく、即席です。あしからず。
僕が学生だったころから、すごい歌だなあと思っていたのだけど、聞き取れない言葉などがあって、しっかり意味を知りたかった。いまはインターネットで、ある程度の品質のものならすぐに出てくる。とてもヴィジュアルが想い描ける歌詞。

"Stand me as far away as you can, and ask me why."という部分が自信がない。どなたか、わかる方、ご教示ください。


(Aメロ)
ジャンキーが夕焼けを歩く

帰宅途中の私

家を三日も空けたけれど

誰も気に留めていない

家には 憎しみだけが

家には 苦しみだけが

どうやら もう帰らなくてもーー

いいのかも知れない

(Bメロ)
〝何故こんなことに?〟って

遠くで言えばいい

私が死んでいくときーー

直視しないで

ロザリオを握ってよ

〝早くやめろ〟とか
〝打ち勝つんだ〟とか

聞き飽きたけど

そういう人こそ

病んだ心の膿(うみ)を
えぐり出そうとしてみたことが?

それでマシに死ねると?

*  *  *

(Aメロ)
私が帰れる場所は

白い粉のなかだけ

私の家は
空っぽの場所だった

いまは
無音の叫びが聞こえる

注射の痕(あと)が
私の家よ

この傷ついた心を治すことが?

どうやら もう帰らなくてもーー

いいのかも知れない

(Bメロ)
〝何故こんなことに?〟って

遠くで言えばいい

私が死んでいくときーー

直視しないで

ロザリオを握ってね

〝早くやめろ〟とか
〝打ち勝つんだ〟とか

聞き飽きたけど

あんたこそ

病んだ心の膿(うみ)を
えぐり出そうとしてみたことが?

それで幸せに死ねると?

マシに死ねると?




WILL SESSIONS "KINDRED"

 
音楽と関係ある度:★★★★★

おー、これはカッコええ!
待ってました、みたいなやつ。

KINDRED.jpg

Funk in Newport Jazz Festival

 
音楽と関係ある度:★★★★★

ジェイムズ=ブラウンの1969年のライブが入手できるようになっている。S師匠に教えていただいた。これは凄い! 1969年7月6日、この年のニューポート・ジャズフェスティバルの4日目(日曜日)の演奏。映画『真夏の夜のジャズ』(1958年)、マイルス=デイビスのライブ盤、マヘリア=ジャクソンのライブ盤などで有名な、あのニューポート・ジャズ・フェスティバル。
じつは、この年のニューポートのブッキングは、〝ロック・アーティスト〟が多く出演して物議をかもしたことで有名。約半分は従来のジャズの顔ぶれだが、大トリのレッド=ツェッペリンを筆頭に、ジェフ=ベック・ブロッド=スウェット&ティアーズなど。R&B畑から、ジェイムズ=ブラウンのほかには、スライやB.B.キングも出演。
のちに〝ウッドストック時代〟と呼ばれる時期のまっただ中。当のウッドストックはまだ開催される直前。ワイト島(1968-1970)、モンタレー(1967)、マイアミ(1968)などがこれに先立つ。1969年と言えば、『Bitches Brew』の年ジャズ界でもマイルス=デイビスを筆頭に〝ロック化〟の波が押し寄せていたころ。
大反対を押し切って〝進歩的〟なブッキングを敢行したジョージ=ウェインに先見の明があったというべきなのか、むしろ逆で、大きなロックの波に流されただけと考えるのか。いずれにせよ、素晴らしい音源に出会えて本当に興奮する。

曲目は下記のとおり:
1. Soul Pride
2. The Popcorn
3. Instrumental
4. Say It Loud - I'm Black and I'm Proud
5. If I Ruled The World
6. Kansas City
7. Licking Stick
8. Try me
9. There Was a Time
10. Give It Up, Or Turnit A Loose
11. It's a Man's Man's Man's World
12. Please, Please, Please
13. I Can't Stand Myself (When You Touch Me)
14. Mother Popcorn
15. Encore: Mother Popcorn

メンバーは下記のとおりと思われる。
James Brown (vocal); Richard Griffith & Joe Dupars (trumpets); Fred Wesley (trombone and probably organ); Maceo Parker (tenor sax & MC); St. Clair Pickney (tenor & baritone saxes); Jimmy Nolen (guitar); Al Kellum (guitar & bass); Charles Sherrell (bass); Clyde Stubblefield, John "Jabo" Starks & Melvin Parker (drums & percussions) and probably Marva Whitney (background vocal on Please, Please, Please)


吉田ルイ子の本

 
音楽と関係ある度:★★★★★

kuroitenshitachi.jpeg

吉田ルイ子の写真集『黒い天使たち』が復刻本として発売されるそうだ。早く手にしたい。

僕はこの本は持っていなかったが、紀行/ルポのほう、『ハーレムの熱い日々』は学生のころ繰り返し読んだ。久しぶりに読み返したい。
これこそ、バンドを結成したころの、中心的なモチベーション/インスピレーションだったことを僕はたまに忘れている。あれから20年近くたった。ああいった写真や文章ーーひとの心に確実にバイブレーションを強く伝えるものーーをつくりたくて、今日までやってきたハズだった。
そんな才能や能力は無くとも、それでも、今日も、今日こそ、頑張らなくてはー!

JOHN COLTRANE

 
音楽と関係ある度:★★★★★

DVDを観た。

『JOHN COLTRANEの世界/The World According to John Coltrane』

関係深かった人たちのインタビューが挿入されるタイプの通常のドキュメンタリー。
インタビューも脚本もとてもよかったが、なにより、ほぼフルで数曲が収録されているのが、音楽を伝えたいという編者の熱い意図を感じられてとてもよかった。
グループのメンバーからも、やはり、演奏の瞬間々々において、いま俺たちはブラックヒストリーの1ページをつくっているのだという高い誇りを感じる。

コルトレーンの進んだ道はとても孤独だったと思うけれど、そもそもJazzというのが非常的に個人的な芸術フォーマットなのであって、この時代には多くのミュージシャンは、献身的に自分のステージをあげていくことが、最終的には他の誰かの役に立つと確信していたのだろうと思う。

日本語字幕はサイヤク。


低音革命(脳みそ革命)

 
音楽と関係ある度:★★★★★

やっぱり「低音」や。低音だすためには息がいる。
そのためには、同時に脳みその革命が必要なんやと思う。

映画『ソウル・パワー』

 
音楽と関係ある度:★★★★★

先週は忙しかった。
映画『ソウル・パワー』が日本公開の予定。僕は字幕監修で頑張らせてもらっている。字幕に関わるのはこれで5本目(もっとやったような気がするが)なのだが、字幕を考えるのは大好きな仕事だ。いろいろ盛り込みたいニュアンスがたくさんあったり、字幕つける予定のなかった歌に字幕を入れたり、と大変だ。
先週の金曜日の深夜(というか朝)までかかって、修正依頼第一版までは終わらせた。この後、アップリンクの御大とスタッフ諸氏の協議があって字幕の第一版ができあがる予定。

映画本編は、1974年、ザイールで開催された音楽祭のドキュメンタリ。ジェイムズ=ブラウン、B.B.キング、ミリアム=マケバ、セリア=クルース、ビル=ウィザーズ、スピナーズ、ジャズ=クリセイダーズ、などが総出演の物凄い映画。
例の「キンサシャの奇跡」(モハメド=アリの復活戦)の前夜祭として3日間開催された伝説の音楽祭。したがって映画『モハメド・アリ かけがえのない日々』の姉妹作品。

そういえば、だいぶ前に、『かけがえのない日々』の35mmフィルムを借りて上映したこともあった。2002年頃の話。併映は『ソウル・トゥ・ソウル 魂の歌』。凄いプログラムでしょう? ちなみに『ソウル・トゥ・ソウル』のほうは16mmのフィルムしか見つからなかったので、映写機が2つ必要だった。あれはほんま大変やった。(俺は何をやってんのや。)

そんなことより、『ソウル・パワー』は、早くて6月頃の公開になります。
これだけは絶対観てほしいです。


予告編↓
<<前のページへ 4567891011121314

2020年7月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

月別 アーカイブ