音楽と関係ある度:★★★★★の最近のブログ記事

吉田ルイ子の本

 
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吉田ルイ子の写真集『黒い天使たち』が復刻本として発売されるそうだ。早く手にしたい。

僕はこの本は持っていなかったが、紀行/ルポのほう、『ハーレムの熱い日々』は学生のころ繰り返し読んだ。久しぶりに読み返したい。
これこそ、バンドを結成したころの、中心的なモチベーション/インスピレーションだったことを僕はたまに忘れている。あれから20年近くたった。ああいった写真や文章ーーひとの心に確実にバイブレーションを強く伝えるものーーをつくりたくて、今日までやってきたハズだった。
そんな才能や能力は無くとも、それでも、今日も、今日こそ、頑張らなくてはー!

JOHN COLTRANE

 
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DVDを観た。

『JOHN COLTRANEの世界/The World According to John Coltrane』

関係深かった人たちのインタビューが挿入されるタイプの通常のドキュメンタリー。
インタビューも脚本もとてもよかったが、なにより、ほぼフルで数曲が収録されているのが、音楽を伝えたいという編者の熱い意図を感じられてとてもよかった。
グループのメンバーからも、やはり、演奏の瞬間々々において、いま俺たちはブラックヒストリーの1ページをつくっているのだという高い誇りを感じる。

コルトレーンの進んだ道はとても孤独だったと思うけれど、そもそもJazzというのが非常的に個人的な芸術フォーマットなのであって、この時代には多くのミュージシャンは、献身的に自分のステージをあげていくことが、最終的には他の誰かの役に立つと確信していたのだろうと思う。

日本語字幕はサイヤク。


低音革命(脳みそ革命)

 
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やっぱり「低音」や。低音だすためには息がいる。
そのためには、同時に脳みその革命が必要なんやと思う。

映画『ソウル・パワー』

 
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先週は忙しかった。
映画『ソウル・パワー』が日本公開の予定。僕は字幕監修で頑張らせてもらっている。字幕に関わるのはこれで5本目(もっとやったような気がするが)なのだが、字幕を考えるのは大好きな仕事だ。いろいろ盛り込みたいニュアンスがたくさんあったり、字幕つける予定のなかった歌に字幕を入れたり、と大変だ。
先週の金曜日の深夜(というか朝)までかかって、修正依頼第一版までは終わらせた。この後、アップリンクの御大とスタッフ諸氏の協議があって字幕の第一版ができあがる予定。

映画本編は、1974年、ザイールで開催された音楽祭のドキュメンタリ。ジェイムズ=ブラウン、B.B.キング、ミリアム=マケバ、セリア=クルース、ビル=ウィザーズ、スピナーズ、ジャズ=クリセイダーズ、などが総出演の物凄い映画。
例の「キンサシャの奇跡」(モハメド=アリの復活戦)の前夜祭として3日間開催された伝説の音楽祭。したがって映画『モハメド・アリ かけがえのない日々』の姉妹作品。

そういえば、だいぶ前に、『かけがえのない日々』の35mmフィルムを借りて上映したこともあった。2002年頃の話。併映は『ソウル・トゥ・ソウル 魂の歌』。凄いプログラムでしょう? ちなみに『ソウル・トゥ・ソウル』のほうは16mmのフィルムしか見つからなかったので、映写機が2つ必要だった。あれはほんま大変やった。(俺は何をやってんのや。)

そんなことより、『ソウル・パワー』は、早くて6月頃の公開になります。
これだけは絶対観てほしいです。


予告編↓

ピアノ

 
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猛烈にピアノを練習したくなって、昨年、事務所用にヤフオクで電子ピアノを購入。
いつでも、思い立ったときに弾けるように。クラビノーバや。あまりSOULFULな一品ではないな。
やっぱりピアノを弾くとスカッ!とする。同時に、自分の下手くそ加減にうんざりもする。
できなかったことができるようになって嬉しくなったりもする。

やっぱりピアノは楽しい楽器だ。ダイナミクスが高いということと、音がたくさんでる(最大10個)からかなあ。音域が広い、というのも強みのひとつ。

そのかわり、「平均律以外のあいだの音が全くだせない」ということと、「音をだした後は、コントロールできない」という2点の弱点がある。
たしか小泉文夫の本だったかで、「ピアノという楽器の登場で、音楽の歴史は悪い方向に進んだ」なぜならピアノは、誰でも簡単に弾ける究極のお手軽な楽器であり、他の演奏者とのアンサンブルする機会を極端に減らすことに成功した楽器であり、その象徴として、大量生産される楽器である、というような趣旨のことを読んで、手をうった記憶がある。

なるほどピアノはよい楽器ではない。
しかし、残念ながら、これが一番慣れ親しんだ楽器なので、しかたないし、やっぱり好きなので、これを弾き続けるのである。
もちろん、上手でないので、ピアノそのものを否定できる資格はいまのところない。

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NHK-BSで正月に放送された「ソウル・ディープ」(制作BBC、全6回シリーズ)を観た。BS設置してないので、K氏が録画してDVD焼いてくれた。(いつもすみません)
ソウルミュージックの歴史を俯瞰するもの。よくできていた。1回目は、ソウルの誕生について。レイ=チャールズを中心に。やっぱり、レイ=チャールズやんなあ、そうやんなあ、と思った。
僕は、ジェイムズ=ブラウンの音楽に出会う数ヶ月前に、レイ=チャールズに出会った。高校1年生の春。1988年。サントリーのウイスキーのCMで、ゴーゴー・アレンジの「What'd I Say」を歌っていた。(いまから思うと可笑しい。)「なんじゃこりゃ〜」となって、CDを買いに行った。そのとき手に入れたのが、オリジナルのほうの「What'd I Say」(1959年)が収録されたAtlanticのアルバムだった。

いまだに、1〜2ヶ月に一度は通して聴く。これは、Atlantic時代を俯瞰できるもので、Nat King Coleスタイルのジャズから、クインシーがペンを振るうビッグバンド、ブギウギ・ピアノ、そしてリズム&ブルーズ、そしてソウルの黎明期、すべてごちゃまぜに入っている。最高にスイングしてる。つくづく思う。やっぱり、ブラックミュージックはスイングや、これしかないんや、と。

そういうわけで、「What'd I Say」のピアノを、15歳のころから弾こうとしていたのだけど、どうやってるか判らないまま、30歳台も後半に突入した。こないだから、ひまをみつけて練習している。やっとできるようになってきた。20年越しの夢がもうすぐ実現しそうだ。

Whitefield Brothers

 
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いま、The Whitefield Brothers の新譜を聴いた。これはスゴい。久しぶりの大ヒットや!
Budos Bandがでたときも盛り上がったんやけど、こっちのほうがやはり全然スゴイな。どっちがどっちとかでもないけど。

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