2024年2月アーカイブ

HELP SOMEBODY by Earth, Wind and Fire, 1971





どんな問題でも
一人で抱えこむのは良くない
弱い人がいれば手をさしのべて
強くなれるように
僕は人を助けたい
僕は君を助けたい
僕が君を助けたら
君も人助けをするだろう?

愛を与えよう
そうすれば人が生きる支えになる
人に尽くそう
家から出て他人に手を差し伸べよう
人に手を貸すことは自分を高めること
さあ
愛に勝るものはない

僕たちは手をとりあって
背筋をたかくする
このなかで誰も
倒れることのないよう
お互いに助け合って
起き上がれるように
すこしばかりの愛と親切を
むずかしいことじゃないよ

愛を与えよう
それが人が生きる支えになる
人に尽くそう
家から出て他人に手を差し伸べよう
人に手を貸すことは自分を高めること
さあ
愛に勝るものはない

自分の手を差し伸べよう
自分の手を差し伸べよう
今日


No man should have to face
His problems alone, alone, alone
Reach out and help the weak man
Make him strong, strong, strong
I want to help somebody
I'd like to help you, you, you
Now don't that make you wanna
Help somebody too, too, too

The love you give
Might help somebody live
So give of yourself
Go out and help somebody else
Your helping hand will make you a better man
Do wah, do way, let love prevail

If we all stand together
We'll all stand tall, tall, tall
We wouldn't let each other
Tumble and fall, fall, fall
Now let's all reach down together
And lift somebody up, up, up
Give a little love and kindness
It won't take much, much, much

The love you give
Might help somebody live
So give of yourself
Go out and help somebody else
Your helping hand will make you a better man
Do wah, do way, let love prevail

Reach out your hand and help somebody
Reach out your hand and help somebody
Today

Reach out your hand and help somebody
Reach out your hand and help somebody
Today


僕が勘違いしていただけなのですが、映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」に登場するデロリアンというタイムマシンのベースになる車は、イタリアかどこかのスポーツカーだと思っていました。
デザインもその名前も、アメリカらしくないので勝手にそう思いこんでしまったのでしょう。
GMでもフォードでもないから、まさかアメリカの車だと思わない。

僕はクルマには興味がないほうで、アメリカ車もイタリア車も日本車も、そういうことは普段は気に留めないのですが、デロリアンだけは気になっていました。
というのは、デロリアンがもしヨーロッパの車であったなら、映画のプロットが成り立たないと思ったからです。

今ごろ知って恥ずかしい。大半の人にとっては常識なのだろうが、デロリアンはアメリカの車だった!
ジェネラル・モーターズ副社長にまでのぼり詰めた名物男、ジョン・デロリアンが独立して北アイルランドに工場を建てて製造した車でした。
60年代終わりに若者向けスポーツカー、ポンティアックGTOをデザインしたことでその名が知られるようになった。GM役員でありながらハリウッド女優と浮名をながし、マンハッタン五番街の豪華マンションに住み、プライベートジェットで世界を飛び回るというまるでハリウッドの芸能人のようなデロリアンは、アメリカ自動車業界の革命児と見なされていた。

1973年のオイルショックを好機とみて、旧態然としたジェネラル・モーターズを退社し、ビッグスリーに殴り込みをかけるべく、DMC(デロリアン・モーター・カンパニー)を創業した。
1978年、ついに工場建設開始。ひょっとしてひょっとすれば、デロリアンの手によって、アメリカ基幹産業たる自動車産業に新しい風が吹き込まれ、ふたたび強いアメリカが蘇るかもしれなかったのです。
結局のところ、ワンマン経営が災いし、あっという間に資金難に陥った。イギリス政府からの追加資金で製造および発売にこぎつけることはできたが、上開式のドアがうまく開かないなどの不良もあって評判は芳しくなかったと云う。
最終的には、運悪くFBIの麻薬のおとり捜査の餌食となって、彼の「夢のスポーツカー」の短い歴史は幕を閉じた。工場閉鎖は1982年。

・・・という話を最近知りました。
デロリアン・モーター・カンパニーはアメリカの会社だったのだ。
それで僕は、冗談ではなく本当にコーヒーをこぼしそうになった。
長年の謎が解けた。
「謎」って云ったって、ひとりで勝手な勘違いで謎を生んでいただけなのですが。
「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のこと。

この映画が何を描いているかというと、よーするに、当時「日米貿易摩擦」と呼ばれていたもの。
いや、それは日本から見た呼称であって、アメリカから見ると「対日貿易赤字」。
つまり、「三十年前」のような強いアメリカをどうやって取り戻せるか、というのがテーマ。
面白いなと思うのは、説教臭くないところ。日本の「三丁目の夕日」みたいな「昔はよかったね」とか「過去から学ぼう」みたいなスローガンは謳わない。単に、いまのアメリカがダメだということを嫌みなくカラッと描いているように思う。
敵であるトヨタについては攻撃するのではなく、ヘンに持ち上げている。それは、とどのつまり皮肉、日本語で云う慇懃無礼・・・いや、フェアで粋な攻撃と捉えるべきか。
いずれにせよ「貿易不均衡を叫んだところで、国内消費者の目は日本車に向いていますよ、どうしますか」とアメリカに問いかけている。

冒頭からエンディングまで、徹頭徹尾その話をしている。
オープニングはトヨタ販売店のラジオCM。
映画のオチはマーティーが夢をかなえる。彼の夢とは「トヨタのトラック」。
とにかくすべての逸話を車にむすびつけてくるし、画面にはずっと車が絶えない。
朝から、ビフが事故をおこして車がつかえない。
タイムマシンは原作では「冷蔵庫」だったものが車に変更。
ジョージ(お父さん)とロレイン(お母さん)の出会いは車の人身事故。
ビフの自慢はフォードのコンバーチブル。この車が大破する。
ジョージがビフにパンチを見舞う対決シーンも、もちろん車。
そもそも、映画の筋書き自体が「機能しなくなってしまったデロリアンを動かす」というプロット。
とにかく、車、車、車。
あけてもくれても「車が壊れた」という話をしている。

そんななかでデロリアンは、発明王エジソンの再来たる
ドク・ブラウンによる福音、アメリカ再生への挑戦のメタファーとして登場します。ただし、実際のデロリアン車でおこった事の顛末をひけば「挑戦と失敗」を意味します。成功ではない。だから、これもジョークだと思います。説教くさくならないように。
もしくは、失敗を恐れるな、みたいな金言と言い換えてもいいのかもしれない。
当時はデロリアン本人は麻薬取引と脱税で起訴されて保釈中だったからあまり洒落になっていないかもしれないけど。映画の撮影開始は1984年11月、公開は1985年9月。本編中の時代設定は1985年11月(と1955年11月)。デロリアンの裁判がおわって無罪放免となったのは1985年8月。

そういうわけで、僕が何を言いたいかというと、日本の未来についてです。
いま、誰の目にも明らかなように、僕たちは1930年代に匹敵するような不況、不穏の時代にいる。
じつに100年ぶりの不況のまっただなかにいる。円は1ドル150円。
日本の企業の能力が一気にさがっており、人口が激減しているのだから、凄まじい国力低下は免れない。
国が貧すれば民主主義や自由経済は機能せず、道徳は失墜する。
ここから暗黒の数十年が始まることはまちがいありません。

よーするに、娯楽産業に身を置く人は「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のような映画やら音楽やらをつくるべきだと思う。それは「三丁目の夕日」のような懐古趣味の映画でなくて、痛烈にしかし爽快に現代を批判する映画であることが望まれる。
また、実際に、(デロリアンのように、)ソニーか東芝か知らないけど、そんな大会社の重役エンジニアが早期退職・独立開業し、新型のコンピューターでもつくって大コケをやって、そのあとでまったく異なる産業分野(家電とかコンピュータでなく)から、シリコンバレーにおけるスティーブ・ジョブズかビル・ゲイツかに匹敵するようなパイオニアが登場しないといけない。(インターネットやらデジタル技術革命はもう飽和しているから、モノづくりのほうがいいんじゃないかな?)

大不況の最中、これから日本はどうしたらいいのだろうか、とみんなが話し合っている。
どうしたら国を救うことができるか・・・そんなの簡単で答えは一つに決まっている。
輸出産業を興せばよいのだ。
かつて鉄鋼業やらトランジスタラジオが日本を復興・再興させたように。
政府はアホなので、アニメとか日本食とか、既存の日本特有の商品を外国に売ろうと考えているようだけれど、そんなのはダメに決まっている。
すでに在るものを売ろうとするのは、まるで急場しのぎに家財をヤフオクにだして売るような、安直な発想だろう。
安倍政権が原発をイギリスやトルコに売ろうと試みていたのは、じつに漫画を見ているようだった。もちろん売れなかった。同じくインドに新幹線を売ろうとしたり、オーストラリアに潜水艦を売ろうとしたが、いずれも失敗した。大名行列をやって何億円つぎこんだのだろう。すべて水の泡と化した。
すでに在るものを売ろうとしたってダメなんだと思う。
観光立国も、ぜったいにやめたほうがいいと思っている。貧困だけでなく精神の荒廃につながる。

わかりきったようなことを書いているだけのような気しかしないけれど、とにかく世界中(またはどこか特定のところでもよい)の人によろこんでもらえるような発明品がいるんだろう。商品開発を日本でおこない、原料を仕入れて完成品を輸出するしかない。
それができれば、そしてそれが世界に通用する人格を持つ者であれば、21世紀の渋沢栄一か盛田昭夫かよく知らないけど、そんなものになれるはずだから、そういう人物が登場しなくてはいけないんだろう。

でも、もっと大事なことがあると思う。
いくらおカネがまわって、ふたたび日本が衣食住に困らない国になったとしても、道徳や文化がなければどうせまた世の中や会社組織に腐敗がおこり、また同じところに戻ってしまう。いまの自民党みたいな腐敗がおこる。
道徳というのは、弱い立場の人をいじめたり置き去りにするのは悪いことである、という考えのこと。
文化というのは、うまく言えないけど・・・何をするにしたって中身があるということ、じゃないかな。(書くのが疲れてきたので、すっとばしました。)
いまは道徳がなくて人も企業も国も、単に競い合うだけ、潰しあうだけになっている。
経済の復活と道徳や文化の復活は対(つい)になっていなければ、いくら商売がうまくいったところで、またふたたび、経済そのものがたちまち悪魔となって自分の身におそいかかる。



Surprises(ザ・ラストポエッツ 1970年)

 
"SURPRISES" by The Last Poets, 1970
Poem by Jalaluddin Mansur Nuriddin 


Surprises
Surprises
Night falls, and the sun rises
And I dig niggers, niggers, niggers in all shades and sizes
And the sun, the sun, it plays on my eyes
And I hear the hungry cries
Of black children
Their stomachs turned inside out
Their minds full of fear and doubt
Being told lies
Being watched by spies
With loophole proof alibis
While another nigga, nigga, nigga in Vietnam dies
But the sun still rises, and night still falls
And junkies still OD in ghetto halls
And Miles, he still blows
And the oppression still grows
And where it stops, nobody knows
And black people cry out in vain
Against injustice and pain
To one whose mind is insane
And it doesn't need to rain
For their tears have poured for years
And Uncle Tom, Tom, Tom
He watches over us, and under us, and around us, and through us
Night in and day out
And we are loved for being ignorant
And hated if we are militant
But promises can do nothing for me
It's time to set ourselves free
But time marches on
And the racists grow strong
Stronger than Ajax
And niggers want to be free
But they still watch TV Even though they can't see
And our Chinese brothers don't cop no plea
For they are hip to unity
Isn't that the way we want to be?
But the man watches amused
Because black people are confused
Conquered and divided
Tricked and undecided
And the good guys are dead
With slugs through their head
But the night still falls, and the sun still rises
And the man, the man, the man is still full of trickery
Surprise, niggers!


TWO LITTLE BOYS by the Last Poets, 1970
poem by Abiodun Oyewole


Have you seen the skinny little boy that chases the white ghost at night?
(Have you seen the little boy?)
Face fucked up
Tracks in his arm
and his mind blown
His Momma somewhere drinking
and talking about survival
Pop's in jail or downtown in the Y
The little boy chases the white ghost with his friend
And they get high
And they get high
Like cloud nine
Where everything is fine
(No responsibility)
Have you seen the two little boys running past you
With a lady's purse?
They stole a black woman's purse
The other day
Yesterday, today, tomorrow
Face fucked up
Tracks in their arms
Eyes popping out of their skulls
And their minds blown
And they get high
And they get high
Talking about tripping
Talking bout flying
Talking bout getting high
Getting high

Have you seen two little boys sitting in Sylvia's?
Stuffing chicken and cornbread down their tasteless mouths
Trying to revive a dying heart
Shrinking lungs and wasted minds
Have you seen the sickness of our people?
And all the while we parade around
In robes of our ancestors
And wisdoms of the universe
And all the while there are children dying
Chasing the white ghost
Whitey is dying and his fucking ghost is killing us

Oh beautiful black hands
Reach out and snatch the death out of the youth of our nation
Oh beautiful black minds
Create, create the world for children to play with life
And not with death
Oh beautiful black brothers and sisters
Come together and create life
Come together and create love
Come together and create, create
Come together and create, create


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