陳舜臣の言葉

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作家・陳舜臣(1924-2015)の言葉。

《私は、日本の国籍を取っても、中国的な生き方をしたほうが日本のためになる、という意見を持ってるんですよ。
中国的な考え方を持って、言葉もできる、料理も、中国的な人が一人増えたほうが、日本の社会をより豊かに奥行きのあるものにすることではないかと。》

NHK『あの人に会いたい』(2015年6月6日放送)より


陳舜臣は、神戸に住む台湾人の貿易商の家庭に生まれましたが、台湾は日本の植民地であったので、日本人として生まれました。故郷の神戸で「支那人」として差別を体験します。終戦にともない、自動的に台湾国籍となったため、大学での教員の道を断念せざるをえませんでした。その後、作家となってから、本人の意思で中国の国籍を取り、のちに天安門事件をきっかけに中国籍から日本国籍を取得しました。
祖国とは何か。国とは自分にとって如何なる存在か。そして、民族国家の枠組みを超えて、「大同」という概念を深く思索した人生であったとのことです。

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2021年6月

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