2017年6月アーカイブ

選挙毎に恒例の「もし僕が〇〇民だったら」です。
僕はいま横浜市民ですが、もし仮に渋谷区民であったなら・・・を書いてみたいと思います。


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都議会における渋谷区選出は定員2名です。
候補者は下記のとおり。(順不同)

浜田浩樹(はまだひろき)・・・・・民進党、新人(元渋谷区議)
大津浩子(おおつひろこ)・・・・・都民ファースト推薦、現職
龍円愛梨(りゅうえんあいり)・・・・・都民ファースト公認、新人(元テレビアナウンサー)
前田和茂(まえだかずしげ)・・・・・自民党、現職
折笠裕治(おりかさゆうじ)・・・・・共産党、新人(共産党渋谷区常任委員)

現職二人が優勢とみられます。

ところで、「自民を倒すために都民ナントカを応援」という意見があるようなのですが、それをやったらどうなるでしょうか。結果、自民と都民ナントカの両方が当選したとき、それは「目的を果たした」になるのでしょうか?

渋谷区のような二人区でさえそうなのですから、もっと多い複数区だと・・・。都ナンへの投票は民進党や共産党を壊滅させる役割しか果たしません。


投票にあたっては、自民党と都民ナントカを選択肢からはずし、残り二人のどちらかに投票するのが良いと思います。

浜田浩樹(民進)「空気は読まない。私がつくる。子育て、防災、信じられる都政へ。」
ホームページ http://hamada.to/
折笠裕治(共産)「豊洲移転は中止し、築地で再整備を。憲法9条守りぬきます。」
ホームページ http://orikasayuji.jimdo.com/
 

非常に悩みどころです。理念・政策からすると共産党の候補を応援したいと思います。また、こんなトンチンカンなキャッチフレーズの候補を用意する民進党は厳重注意処分とします。

二者択一、苦渋の選択ですが、民進党を可能なかぎり応援することは重要と考えて、ここはひとつ、民進党のほうを選ぶことにします。


もし僕が渋谷区民であったなら、今週末の都議選では民進党の浜田浩樹氏に投票します。


選挙毎に恒例の「もし僕が〇〇民だったら」です。

僕はいま横浜市民ですが、もし仮に世田谷区民であったなら・・・を書いてみたいと思います。
世田谷区民のみなさんにはおせっかいかもしれませんが、世田谷区も何かとお世話になっている場所ですから、お許しください。

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都議会における世田谷区選出は定員8名です。
当選する可能性のある候補者は下記の10名ほど
と考えられます。

大場康宣(おおばやすのぶ)・・・・・自民党、現職
三宅茂樹(みやけしげき)・・・・・自民党、現職
小松大輔(こまつだいすけ)・・・・・自民党、現職
栗林法子(くりばやしのりこ)・・・・・公明党、現職
福島理恵子(ふくしまりえこ)・・・・・都民ファーストの会、新人
木村基成(きむらもとなり)・・・・・都民ファーストの会、現職(小金井市)
岡本京子(おかもときょうこ)・・・・・生活者ネットワーク、新人
里吉ゆみ(さとよしゆみ)・・・・・共産党、現職
桜井純子(さくらいじゅんこ)・・・・・社民党、新人
山口拓(やまぐちたく)・・・・・民進党、元職

この中から、2人が落選する。
誰に投票するべきでしょうか。

まず、いうまでもなく、自民党、公明党、都民ファーストの会を選択肢からはずします。

次に、まことに心苦しいが、「生活者ネットワーク」も削除せねばなりません。市民派であるはずの生活者ネットワークは、いまや小池百合子と選挙協力という悲劇がおこりました。「予算や条例をとるために憲法改正に(結果的に)協力する」というのでしょうか。自殺行為です。いくらなんでも誤りでしょう。

これで、すでに残り三人にしぼられました。

里吉ゆみ(共産党)
桜井純子(社民党)
山口拓(民進党)

ここで最大の難関です。
僕は、ブログやSNSなどで何度も、改憲を阻止するために「民進党また共産党を応援せねばならない」と書きました。
しかし、この民進党公認候補のポスターをみるとこのようにうたっています。
「都民第一、東京をひらく。小池知事とともに東京大改革に挑戦! 改革断行!」・・・本当に、悔しさで言葉も
ありません。これが現実の世界というものだ・・・。

つぎに、共産党の里吉ゆみさんは、おそらく当選するのではないでしょうか。
「保育・介護・教育の充実に全力 豊洲移転は中止、築地再整備を」

社民党の桜井純子さんは、すくなくとも今回は落選して死票となる可能性もあります。
ただし、選挙というのは一回きりではないので、長期的な視野をもって桜井さんを応援するのも意義のあることでしょう。
「みんなの居場所がある東京へ! たたかう人権派! 都民に寄りそう都議会を」

結論です。
僕の書いたことを覆すことになってしまいますが、来年に迫っている「改憲」へ
追いうちをかけることになる山口候補(民進党)に投票するのは間違っていると言うほかありません。

僕が仮に世田谷区民であったなら、社民党の桜井純子さんに投票します。
また、共産党の里吉ゆみさんの苦戦が報じられた場合は、そちらにまわるべきだと思います。



2005年に、映画監督・メルヴィンヴァンピーブルズにインタビューさせてもいました。その時の彼の言葉で、今にいたるまで、僕の心に深く残っているものがあります。それは、

「煙突の下で待つのは・・・」

という話なのです。
この世にサンタクロースなどというものは存在しない。だから、煙突の下に座ってサンタがプレゼントを届けてくれるのを待ちづつけるというのは、愚か者がやることだ。
つまり、「待っていてはダメだ。自分でやれ。」ということなんです。
この言葉にはヤラレてしまいました。
「そうか・・・! 自分でやるのか!」
本当に衝撃でした。

*     *     *

さて、7月2日に控えた都議選の話をします。
僕の言いたいことはこういうことなんです。
サンタクロースはこの世にいない。
スーパーマンもこの世にいない。
だから、煙突の下で待っていてはいけない。自分でやらなくてはいけない。
つまり、小池百合子や安倍晋三が憲法の破壊を目指していることも、築地移転問題も、加計問題などの政治腐敗も、待機児童の問題も、オリンピック予算肥大化のことも、この世にはびこる差別を減らしていくことも・・・、すべて自分でやらないとダメなのです。

「自分でやる」などと言っても、難しいことはありません。大変なこともありません。
しかも、僕はいま、ものすごく現実的なことを書いているつもりです。
理想論を書いている、などと思わないでいただけたら嬉しいです。
理想論なんて、これっぽっちも書いていません。
では、「自分でやる」というのはどういう意味でしょうか?
デモに行けば良いのでしょうか? デモも必要ですが、誰だってしょっちゅうだと大変ですよね。それに、デモだけでは足りません。
僕はもっと簡単で、誰にでも出来る、日常的で現実的なことを書こうとしています。

・・・それからですね、デヴラージも同じことを言っていました。
ちょっと、悩んでいることがあって人生相談めいた話を聞いてもらったときに、こう言われました。

「それは中田くんのゲームでしょ。」

これも、大いにびっくりしました。
「そうか・・・! これって〈僕のゲーム〉だったのか! 気付いていなかった!」
やるかやらないかなんて、自分だけの問題なのです。
そして、やらなければ未来永劫、絶対に解決しないのです。

(デヴラージの話も、メルヴィンの話も、ともにずいぶん前にブログで書きました。)

話題を元の都議選に戻します。
僕の言いたいことは、小池百合子がおかしな政党をつくって影響力を拡大しようとしていることや、共謀罪も秘密保護法も安保法制も武器輸出も、これらはすべて、「自分の問題なんだ」ということなのです。「自分だけの問題」と言ってもよい。
もちろん、僕一人や、あなた一人で、たくさんの政治課題に取り組むこともできないし、ましてや解決できるはずがありません。
しかも、率直に言って、僕やあなたが力を合わせて頑張ったところで、それでも歯がたたないでしょう。解決できない可能性のほうが高い。

じゃあどうするのか?
答えは簡単です。「自分の問題として解決に向かう」です。

① 「自分の問題」なんだから、自分で解決に向かわなくてはいけない。
② そのためには、まず何が起こっているかを自分で知る。
③ なにをすれば解決に向かうかを考える。
④ 解決向かって行動にうつす。
⑤ 解決しない場合は①に戻る。

スーパーマンやサンタクロースは絶対に居ません。だから自分でやらなければいけない。メルヴィンヴァンピーブルズやデヴラージがそう言ってました。
おまけに、ギルスコットヘロンやパブリックエネミーも言ってました。
この人達は、「自分の問題として解決に向かう」ということをやった人達、ということです。
実際に解決したかどうかは知りません。おそらく解決しないことのほうが多かったでしょう。

僕の結論を書きます。
本当は、〈自分の問題〉なので、他人が結論を書いても意味はありませんが。
スーパーマンもサンタクロースも居ないのであるからして、一番マシに投票するのは僕たち一人ひとりの責務です。
都議選については、民進党と共産党を応援するしか、それ以外の「解決に向かう方法」は存在しません。
民進党に投票しよう!って呼びかけるのが大事だと思います。
民進党や共産党を支持する、と公言することは、ダサいでしょうか?
ダサくないと思います。
カッコいいと思います。
自分の問題として認識すればするほど、それが最善のオプションなわけですから。
RESPECT YOURSELF by The Staple Singers, 1971



(パップ)
困った時に助けてもらう仲間にさえ
敬意を払うことも出来ないヤツ
そんなこともじゃあ いったいぜんたい
オレ達が敬意を払われる時代なんて来るだろうか?

聖書を手にする者に
見て見ぬふりをするアンタ
そちらの手は借りないから
他所へ行ってくれるがいいさ。

何をしても一人よがりで
みんなの足をひっぱるタイプのキミ
さてはKKKの友達だな?
もう古い時代は終わったんだよ。

 仲間を大切にしよう
 仲間を大切にしよう
 〈君自身〉を大切にできないようじゃ
 オレ達はいつまで経っても大切にされないだろう

 オレ達の仲間を大切にしよう
 〈自分自身〉を大切にしよう

(メイヴィス)
産まれて来たってだけで
タダでなんでも貰えると思ってるアンタ
産まれて来たときと同様
スッカラカンで死ぬでしょうよ。

大気汚染が政府のせいだとか
文句ばかり言ってるプー太郎
そんな暇があるなら
咳をするとき 自分の口に手をあててみたら?
少しは他人様の役に立てるかもね。

名前も思い出せない女のことを
悪態ついてる男ども
そんなことでエラくなったつもり
一体どこまで馬鹿なんだろ?

 仲間を大切にしよう
 仲間を大切にしよう
 〈あなた自身〉を大切にできないようなら
 私たちはいつまで経っても大切にされないでしょう

 私たちの仲間を大切にしよう
 〈自分自身〉を大切にしよう



If you disrespect anybody that you run in to
How in the world do you think anybody's supposed to respect you?
If you don't give a heck about the man with the bible in his hand
Just get out the way and let the gentleman do his thing
You the kind of gentleman that want everything your way
Take the sheet off your face, boy, it's a brand new day

Respect yourself
Respect yourself
If you don't respect yourself
Ain't nobody gonna give a good cahoot
No, no, no
Respect yourself
Respect yourself

If you're walking around thinkin that the world owes you something because you're here
You're going out the world backwards like you did when you first come here
Keep talkin' about the president, won't stop air pollution
Put your hand on your mouth when you cough, that'll help the solution
You cuss around women and you don't even know their names
Then you're dumb enough to think that'll make you a big old man

Respect yourself
Respect yourself
If you don't respect yourself
Ain't nobody gonna give a good cahoot
No, no, no
Respect yourself
Respect yourself


 僕はいま神奈川県民ですが、もし東京都民であったなら、今回の都議選で、小池百合子の一味には絶対に投票しません。

 すこしだけ自分の個人的な話をしてみます。
もう16年前、2001年のことです。僕たちオーサカ=モノレールは二枚目のアルバムを発売しました。そのアルバムのテーマは、「人殺しの手助けをしたら人殺しや。日本はいま戦争をやっているんや」というものでした。
 つまり、2001年9月11日の世界多発同時テロが発生して、ブッシュ大統領はアフガニスタンへの空爆を開始。首相・小泉純一郎はすぐさまこれを支持表明しました。自衛隊は給油活動にとどまりましたが、結局、日本も戦争に参加しているのではないか、その実感を持つべきではないか、ということを表現したかったのです。

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 しかし、「反戦」という、音楽家としての大事な本分を貫くべきだったものの、本当に情けないことですが途中でフニャフニャと挫けてしまったように思います。なぜか。

 戦争は長期化して、国内ではまったく別のことが始まりました。「小泉構造改革」です。
 歯切れのよいスピーチ、ライオンと呼ばれたカッコいい髪型、の小泉首相が、自民党内の「抵抗勢力」と闘う姿に国民は熱狂しました。
そして僕はといえば、やはり、小泉政権をかなり肯定的に受け止めるようになっていきました。
 「規制を緩和したり、ムダを省いたり、利権集団をやっつけることは、良いことといえるだろう」・・・そんなふうに思ってしまった。僕は何もわかっていなかったのです。
 小泉政権をとことんまで批判しつづけなければならなかったのに、世の空気に流されてしまったと思います。

 何が言いたいかというと・・・ほんまに、僕がいかにアホやったか、ということです。
 猛省しています。
 小泉改革が、いかに間違った選択であったかは、改めてここで書くまでもないでしょう。格差社会・貧困の増大を生み、労働環境を壊しまくった。果ては現在の政治腐敗を生んだ元凶ともいえる。

 「小泉劇場」でも「橋下劇場」でも、そして「小池劇場」でも、この人達は同じことをやっています。「悪い奴」(規制、既得権益、公務員、官僚など)をテキトーに仕立てて、自らへの求心力を高めるという政治手法です。いわゆる新自由主義の改革という「劇場」の夢から国民の目が覚めるとき、残るのは、負の遺産ばかりでしょう。
 別の言葉でいいかえるなら、「この人なら、何かを変えてくれるかも・・・」なんていう考えは絶対にダメ!ということです。
 政治とは、誰かに任せたり頼ったりして投票することではない。
 政治とは、選んだ政治家や行政を市民が監視すること。

 小泉政権の、「抵抗勢力」との茶番は、格差社会をもたらしました。
 橋下人気の、公務員との戦いの茶番は、「維新の会」という負の遺産をのこしました。

 そして、今回の自民党や石原慎太郎や森喜朗との芝居が終わって、民進党が壊滅状態においやられたあと、「小池劇場」はどのような負の遺産をのこしてくれるでしょうか。
 ・・・そうです。「改憲」です。間違いないと思います。
 小池百合子も、そのブレーンも子飼いも、憲法の破壊に突き進んでいます。
 小池百合子もアホではないから、今は、そのようなことは口にしない。

 僕は、都民ホニャララの会へ絶対に投票してはいけないと考えています。

翻訳してみたシリーズ番外編(おまけ)
STATE OF THE WORLD by Osaka Monaurail, 2011



思いやりの心が消えてゆく
抗議のデモが行われてる
階層化してゆく社会
先進国は開拓時代に戻ってゆく
社会情勢は悪くなるばかり
富は偏在の一途をたどる

 それがこの世界の状況
 それがこの世界の状況
 時代は変わってしまった
 悪いことばかりの時代

差別を煽る人たち
深い悲しみ
陽気な気分になりたくても
明るいニュースなんて無い
真実は歪曲され
国じゅうが戦況に酔いしれる
協調なくして
世界の和平なんて無いのに

 それが世界の状況
 それが世界の状況
 時代は変わってしまった
 悪いことばかりの時代

この情勢に
一体どうしたら良いのだろう?
いま必要なのは
決意をもって
すこしずつ自己変革をおこす
長かった眠りから目を覚ますんだ

 それが世界の状況
 それが世界の状況
 新しい時代の
 困難を乗りこえよう



No love relations
Throughout the nations
Demonstrations
And classification
From civilization
Back to colonization
Bad world relations
Wealth accumulation

That is the state of the world
That is the state of the world
It's a new day
Bad things come to stay

Hate manifestation
Deep desperation
I'm talking about mind exhilaration
No gratification
Living in a world of truth falsification
Where my people love war glorification
How can there be pacification
With no modifications

That is the state of the world
That is the state of the world
It's a new day
Bad things come to stay

What can we do about this bad situation
what we need is determination
and a little bit of self-realization
We better wake up from hibernation

That is the state of the world
That is the state of the world
It's a new day
Overcome our ways

あと19ヶ月。

 
僕にとって、やっぱり5月始めの安倍ビデオは衝撃でした。
やっぱり、これまでは頭のどこかで「改憲」なんて現実性がないだろうとあの人達のことを軽く見ていた。まったく認識が甘かったと思います。
2018年12月までに改憲の発議をやろうとしていると言われています。
これは、「お試し改憲」と言われているやつで、「とりあえず一度でも改憲をすること」自体が目的と考えられています。
つまり、憲法の破壊を目論む人達は、その人達もアホではないので、十年や二〇年をかけて憲法を破壊しようとしていて、とりあえずの第一段階というわけです。

なんとしてでも、この素晴らしい憲法をまもっていかなくては・・・と思います。

国会議員の七割が、これだけ腐敗した自民・公明・維新で占められているいまの日本で、すこしでもマシな憲法に変わる可能性は、これっぽっちもありません。
もちろん、「憲法をこういうふうに変えたら良いかも」なんて話し合うことは、まったくの時間のムダであって、何の意味もありません
従来の改憲派の人も「安倍改憲」には反対できると思います。
考え方の違いがある人も一緒に改憲阻止を目指すことができると思います。

そんなわけで、いったい僕たちに何ができるか・・・。
これはもうだいたい答えは出てるんです。
デモ・集会(イベント)です。
もう、それ以外に無いと言ってもいい。

そして、音楽業界の方面からも、絶対に、やらないといけないと思う。
「時代は完全に変わった。政治は誰かに任せておけば良いという時代はもう過ぎ去った」
ということを、表現者は工夫をこらして表現していく必要があると思います。

  *  *  *

音楽関係者の方々へ。イベントをやるしかない!
(僕たちはそれのプロじゃないか!)
アーティストの方々へ。いまこそ意見を表明していくべき!

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