憲法記念日に

いま、日本に必要なことは、憲法をないがしろにする三流政治家から国をまもるために、いまこそ「憲法をひろめる」「憲法を学ぶ」ことやと思います。

日本国憲法というのは、本当にありがたいものです。こんなに良い憲法を持っている国はそう多くありません。
憲法の前文、9条、11条、13条、21条などはとくにサイコーなのです。
これよりええもんがこの世にあるなら教えてください。ほんまに。(そのことはまた書く!)

安倍首相の主導による「改憲」が言語道断であるのは言うまでもありませんが、それだけでなく、
「しっかり議論することは良いことだ」とか、「もっと平和な憲法をつくるなら改憲もアリ」とか、「自衛隊を合憲にすることは必要かも」などという意見に対して、僕は、「それも絶対アカンって〜!」と強く主張します。
あの安倍首相率いる自民党とその補完勢力が国会の七割も占めている今の日本で、どう転んだって、より良い憲法ができる可能性など万に一つもありません。

もし僕が真面目な顔をして、
「サンタクロースは居るか居ないか?」「いるとしたらどんな顔をしているか?」
「みんなで話し合いましょう。話し合うのは大事です」
なんて言ったら僕はアホだと思われるでしょう。
つまり、存在しないものを、存在しうるかのように言うのは馬鹿げています。
現在の国会によって「より平和な憲法」とか「より国民のための憲法」へ変わる可能性はゼロです。
いま国民が改憲のことを話し合うのはまったくのナンセンスです。

もっと現実を見ないといけないと思います。
現実とは、「安倍内閣のブレーキは何もない」「アメリカから戦争を手伝えと言われている」です。
そして「世界は排外主義に向かっている」です。
いま求められているのは、憲法を議論することでも、むろん変えることもなく、それを学ぶことや、その素晴らしさを世にひろめていくことでしょう。



2021年6月

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