いわゆる「2012年版 憲法改正草案」


自民党が2012年に作成した「憲法改正草案」は、自民党のホームページで読めます。

できればダウンロードしてプリントアウト、これは本当に、ぜひオススメします。


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① この「草案」に、どれほどアホなことが書いてあるか、ぜひ自分の目で確かめてください。

② 日本国憲法(本物のほう。草案じゃなくて)も併記してあるので読めます。

恥ずかしながら、今年、生まれて初めて通読しました。

猛省しています。感動しました。

デザインはダサいですが、本当に素晴らしいことが書いてあります。

第三章まででも良いですから、ぜひ読んでください。サクっと読めます。

ダウンロードまたはPDF閲覧はこちらです。http://bit.ly/292unPK


*    *    *


このような空恐ろしい草案、かつ日本語もおぼつかないような「草案」が臆面も無く発表されるとは、いかなる時代に僕たちは生きているのでしょうか。

三年前の参院選のとき、憲法改正という言葉はチラホラと聞こえていました。しかし、そのとき、2013年7月のブログに僕はこう書いています。


今回の争点は何だろう? 〝アベノミクス〟の正否、消費税増税、日中関係、、、。そういうものだと聞く。しかし「経済成長なんて、ほんまに必要あるんか?」と思う。景気が上向いても、国民所得が増えても、自殺者は減らない。おカネと幸せは本質的に関係ないのだ。「憲法改正」は「ギャグ」みたいなもんで争点ではない。


僕は「憲法改正」を〈ギャグ〉として一蹴していました。「憲法改正なぞ、安倍ごときにできるわけがない」「ネトウヨやヘイトスピーチなんてそのうち駆逐されるから心配ない」と考えていました。僕が学生だった二十年前には、「極右政治家なんて、そのうち消えて居なくなるだろう」と考えていました。その予測は、もののみごとに外れたのでした・・・。


なにとぞ、明日の投票にあたり、好き嫌いにかかわらず、憲法を守る政党に投票していただきたい。

改憲に反対する党とは:

民進党、共産党、社民党、生活の党、国民怒りの党、などです。

改憲勢力とは:

自由民主党、公明党、おおさか維新の会、新党改革、日本のこころ、などです。


2016年7月

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