音楽と関係ある度:★★★☆☆
夜7時から渋谷アップリンクファクトリーへ。トークイベントを見に行った。第一部は映画『ソウル・パワー』について、第二部はコンゴのアーティスト「スタッフ・ベンダ・ビリリ(9月から来日予定)について、というコンゴ/キンシャサつながりでのトークイベントだった。司会はピーター・バラカンさん。それから、キンシャサに詳しいお二人、JICA(国際協力機構)職員の飯村学さんとフォトジャーナリストの酒井透さんが、とても興味深い話をされた。とくに第二部はとても内容のあるトークイベントだった。
夜7時から渋谷アップリンクファクトリーへ。トークイベントを見に行った。第一部は映画『ソウル・パワー』について、第二部はコンゴのアーティスト「スタッフ・ベンダ・ビリリ(9月から来日予定)について、というコンゴ/キンシャサつながりでのトークイベントだった。司会はピーター・バラカンさん。それから、キンシャサに詳しいお二人、JICA(国際協力機構)職員の飯村学さんとフォトジャーナリストの酒井透さんが、とても興味深い話をされた。とくに第二部はとても内容のあるトークイベントだった。
第一部は映画『ソウル・パワー』をハイライトで観るのが中心だった。もちろん僕は字幕をやったので既にさんざん観ていたのだけれど、劇場(?)で観るのは初めて。大勢の人に混じって観ると同じ映画でもすこし違ってみえる。僕のツボではなかったところで笑いがおきていた。それは映画の冒頭で、ジェイムズ・ブラウンがマッシュドポテト(足を地面にこすりつけるような仕草のダンス)を踊るところ。
第二部は、ヨーロッパで話題のコンゴのグループ「スタッフ・ベンダ・ビリリ」の来日にちなんで、キンシャサという都市(とその音楽)の事情を紹介。コンゴ/キンシャサの混乱は想像を絶するところであるとのことだった。キンシャサに発着するフランス航空の便はあるが、乗務員が入国したがらないないので飛行機はそのまま隣のブラザヴィルに行ってしまうそうだ。
ご存知のように、コンゴ民主共和国は、欧米諸国(そして日本も含む)の食い物にされる道をたどってきた国。「キンシャサの奇跡」はその真ん中で演じられた喜劇だった。モブツ大統領は居なくなったが、彼とて傀儡なのであって、本当の敵が姿を表すまでは解決の糸口は見えてこない。
スタッフ・ベンダ・ビリリとは、9月に共演の予定です。