2010年6月アーカイブ

選挙の争点

 
音楽と関係ある度:★☆☆☆☆

まったく数日のうちに、参議院選の争点は「消費税10%」と相なったらしい。

本当に馬鹿らしい。「消費税」を争点にしようとした民主党、じゃなかった大蔵省、じゃなかった財務省の思うつぼだ。
なぜ基地問題で争えなかったのか? 安保見直しを話し合う絶好の機会のはずだったと思う。

民主党は「ムダを省いて給付金をだして景気回復させる」と言った。いまは「消費税をあげることによって景気回復させる」と言っている。しかも「財政再建は景気回復すればついてくる」と言っていると聞く。もうまったく意味が通らない。

このままでは、何のための消費税かさえも解らないまま、選挙が終わってしまう。

吉田ルイ子の本

 
音楽と関係ある度:★★★★★

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吉田ルイ子の写真集『黒い天使たち』が復刻本として発売されるそうだ。早く手にしたい。

僕はこの本は持っていなかったが、紀行/ルポのほう、『ハーレムの熱い日々』は学生のころ繰り返し読んだ。久しぶりに読み返したい。
これこそ、バンドを結成したころの、中心的なモチベーション/インスピレーションだったことを僕はたまに忘れている。あれから20年近くたった。ああいった写真や文章ーーひとの心に確実にバイブレーションを強く伝えるものーーをつくりたくて、今日までやってきたハズだった。
そんな才能や能力は無くとも、それでも、今日も、今日こそ、頑張らなくてはー!

禁煙6日目。

 
音楽と関係ある度:★☆☆☆☆

もうほとんどOKになってきた。
煙草のこと思い出すのは一日に10回くらいかなあ。
思い出したとしても、吸おうとは思わない。ただし、仕事の「切り替え」の役割を果たしてくれるものがないので、なんだか調子が狂う。
まあ、20年以上も吸ってたから、しばらくは仕方がないか。

NHK「オルタナ・ジャパン」公開収録

 
音楽と関係ある度:★★☆☆☆

7月9日渋谷DUOでのイベントに出演することとなりました。NHK国際放送の番組「ALTERNA JPN」の公開録画のライブイベントです。NHKなのですが、海外のNHK放送で流れる番組です。残念ながら日本では放送されないらしい。メールをだして当選すると招待のハガキが送られてきます。ぜひお越し下さい!

応募&イベント概要はこちら

禁煙3日目。

 
音楽と関係ある度:★☆☆☆☆

20年以上にわたって吸ってきたタバコとお別れをしようと思う。
初めての禁煙。いつかは辞めようと思っていたのだが、やっと。
「3日で禁煙完了させたるー!」と思って、ついに一歩を踏み出したのだけれど、そうは問屋が卸してくれそうにない。つらい。落ちつかへん。仕事に手が着かへんわ...。

タバコを辞める理由は限りなくあるが、一番最後に後押しされたんは:こないだアース・ウインド&ファイアーを聴いていた。やっぱりエエなあ、凄いなあと思った。それでビデオも観たら、それもやっぱり良かった。それで思った。モーリス・ホワイトは素晴らしい人や。頑張った。モリースが喫煙者か非喫煙者かどうか知らないが、たぶん吸わへんやろう。それでオレも禁煙しようと決心した。

トークイベントへ

 
音楽と関係ある度:★★★☆☆

夜7時から渋谷アップリンクファクトリーへ。トークイベントを見に行った。第一部は映画『ソウル・パワー』について、第二部はコンゴのアーティスト「スタッフ・ベンダ・ビリリ(9月から来日予定)について、というコンゴ/キンシャサつながりでのトークイベントだった。司会はピーター・バラカンさん。それから、キンシャサに詳しいお二人、JICA(国際協力機構)職員の飯村学さんとフォトジャーナリストの酒井透さんが、とても興味深い話をされた。とくに第二部はとても内容のあるトークイベントだった。

第一部は映画『ソウル・パワー』をハイライトで観るのが中心だった。もちろん僕は字幕をやったので既にさんざん観ていたのだけれど、劇場(?)で観るのは初めて。大勢の人に混じって観ると同じ映画でもすこし違ってみえる。僕のツボではなかったところで笑いがおきていた。それは映画の冒頭で、ジェイムズ・ブラウンがマッシュドポテト(足を地面にこすりつけるような仕草のダンス)を踊るところ。





第二部は、ヨーロッパで話題のコンゴのグループ「スタッフ・ベンダ・ビリリ」の来日にちなんで、キンシャサという都市(とその音楽)の事情を紹介。コンゴ/キンシャサの混乱は想像を絶するところであるとのことだった。キンシャサに発着するフランス航空の便はあるが、乗務員が入国したがらないないので飛行機はそのまま隣のブラザヴィルに行ってしまうそうだ。

ご存知のように、コンゴ民主共和国は、欧米諸国(そして日本も含む)の食い物にされる道をたどってきた国。「キンシャサの奇跡」はその真ん中で演じられた喜劇だった。モブツ大統領は居なくなったが、彼とて傀儡なのであって、本当の敵が姿を表すまでは解決の糸口は見えてこない。

スタッフ・ベンダ・ビリリとは、9月に共演の予定です。




JOHN COLTRANE

 
音楽と関係ある度:★★★★★

DVDを観た。

『JOHN COLTRANEの世界/The World According to John Coltrane』

関係深かった人たちのインタビューが挿入されるタイプの通常のドキュメンタリー。
インタビューも脚本もとてもよかったが、なにより、ほぼフルで数曲が収録されているのが、音楽を伝えたいという編者の熱い意図を感じられてとてもよかった。
グループのメンバーからも、やはり、演奏の瞬間々々において、いま俺たちはブラックヒストリーの1ページをつくっているのだという高い誇りを感じる。

コルトレーンの進んだ道はとても孤独だったと思うけれど、そもそもJazzというのが非常的に個人的な芸術フォーマットなのであって、この時代には多くのミュージシャンは、献身的に自分のステージをあげていくことが、最終的には他の誰かの役に立つと確信していたのだろうと思う。

日本語字幕はサイヤク。


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