ソウル・ディープ1回目。レイ・チャールズ

音楽と関係ある度:★★★★★

NHK-BSで正月に放送された「ソウル・ディープ」(制作BBC、全6回シリーズ)を観た。BS設置してないので、K氏が録画してDVD焼いてくれた。(いつもすみません)
ソウルミュージックの歴史を俯瞰するもの。よくできていた。1回目は、ソウルの誕生について。レイ=チャールズを中心に。やっぱり、レイ=チャールズやんなあ、そうやんなあ、と思った。
僕は、ジェイムズ=ブラウンの音楽に出会う数ヶ月前に、レイ=チャールズに出会った。高校1年生の春。1988年。サントリーのウイスキーのCMで、ゴーゴー・アレンジの「What'd I Say」を歌っていた。(いまから思うと可笑しい。)「なんじゃこりゃ〜」となって、CDを買いに行った。そのとき手に入れたのが、オリジナルのほうの「What'd I Say」(1959年)が収録されたAtlanticのアルバムだった。

いまだに、1〜2ヶ月に一度は通して聴く。これは、Atlantic時代を俯瞰できるもので、Nat King Coleスタイルのジャズから、クインシーがペンを振るうビッグバンド、ブギウギ・ピアノ、そしてリズム&ブルーズ、そしてソウルの黎明期、すべてごちゃまぜに入っている。最高にスイングしてる。つくづく思う。やっぱり、ブラックミュージックはスイングや、これしかないんや、と。

そういうわけで、「What'd I Say」のピアノを、15歳のころから弾こうとしていたのだけど、どうやってるか判らないまま、30歳台も後半に突入した。こないだから、ひまをみつけて練習している。やっとできるようになってきた。20年越しの夢がもうすぐ実現しそうだ。

2016年1月

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