音楽と関係ある度:★★★★★
先週だったか、「STAX-VOLT REVUE (NORWAY, 1967)」DVDをみた。
かの有名な、スタックスレヴューの欧州公演。ソウルファンなら誰でも知ってるあのツアーの映像だ。
部分的には、もちろん映像はなんどとなく観てきたものだが、これは「全部つながっている」のだ!
これは、僕には(そしてたくさんの人にとって)とても重要な意味をもつ。
なぜかというと「レヴュー形式」という、MOTOWN社やジェイムズ=ブラウンなどでお馴染みの、60年代のパッケージショーの全貌が明らかになるわけだ。「レヴュー」というのは、たくさんアーティストがでるコンサートのこという。通常は同じ会社のアーティストをまとめたショーになっているのだ。かなり萌えるポイント。(例:「宝塚レヴュー」)
長い間、僕は疑問に思っていた。これは一体、何分間(何時間)におよぶショーなのか?と。
OTIS REDDING, BOOKER T & THE MGs, THE MAR-KEYs, AUTHER CONLEY, EDDIE FLOYD, SAM&DAVEと宣伝ポスターに名前が載っていて、これをどうやってひとつのショーにまとめあげているのか?という...。
その謎がやっと解けた。
よーするに、アーティストひとりにつき2?3曲しかやらない。
ガクッとした気もするし、「なるほど?!」と思う気持ちもある。
すべて素晴らしかったが、とくにAuther Conleyがよかった("Sweet Soul Music")
というわけで、僕らのライブに、もうすこし「ソウル」の要素をふやしたくなってきた。
次のヨーロッパあたりから取り組むことにする。
夜、リズムセクションのリハーサルでそんなことを話しあった。