マスタリング

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「マスタリング」という製造過程が、当たり前になっている昨今、少々異論を唱えたい。
僕の理解が正しければ、アナログレコードの時代には、カッティングエンジニアしかいない。「マスタリング」という言葉がでてきたのは、80年代前半、CDが登場して、PQコードを含んだデータをつくるため。
その後、EQやコンプレッサーを使う「積極的マスタリング」が流行したため、「マスタリング」が絶対的に必要な工程になった。
つまりすくなくとも70年代までは、音量調整のマスタリングしかやってない、ということになる。
だからマスタリングはやらなくてよい、とは言ってない。あまりにも頼りにしすぎたり、お金をかけすぎるのには異論を唱えたい、ということです。

2016年1月

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