フランスの悪夢、ローレンスの愛

2012年7月2日(月)
ブルガリアからフランスへの移動日。

本日の予定はこう。

10時にホテルチェックアウト。車で6時間弱かけてソフィア空港へ。ソフィアからオーストリア・ウィーンの空港で乗り継ぎしてフランス・パリの空港に22:30着。さらに車で明後日の公演の都市、ブルージュへ車を6時間走らせ朝6時にホテル着という、大移動日。

17時。まず、ブルガリア・ソフィア空港にて予定時刻より少し遅れて離陸。
20時前。ウィーン空港着。パリ行きの飛行機の時刻まで20分!
「走れーッ!」
あれ?なんだか空港の中が真っ暗、暑い、動く歩道が動かない。停電。この巨大なウィーン国際空港が停電って、だいじょうぶ?って、人の心配してる場合じゃないゾ、走れーッ!なんとか間に合って無事離陸。
23時。パリの空港着。
いつものように4台くらいのカートを用意して、預け荷物が流れてくるベルトコンベアーの横で自分たちの荷物が流れてくるのを待つ。楽器や衣装やもろもろで合計14個。待てども待てども1つも出てこない。ふ〜っ。ひと呼吸置いてカウンターへ。10人以上の人がカウンターに押しよせていて、しかもこの時点で24時近いので早く手続きしないと受付のおじさんも帰ってしまう。

おじさん「とにかくここに荷物はない、ウィーン空港が停電で連絡がとれない、なので今何処にあるかも分からない、でも明日ここには届くはず、でも何時に届くかは分からない」
我々「僕たちは今から車で6時間かけてブルージュに行かなくてはならないんだけどどうするのが良いですか?」
おじさん「空港は24時間あいているからここで待ってもいいし、明日ここに荷物が届いてから滞在先かブルージュの空港に届けるように手配するかい?」
我々((会議))
おじさん「いまはどうすることもできないし、僕たちも帰りたいから早く決めてほしい」
我々「じゃあ、ブルージュの空港に届けてほしい」
おじさん「OK!その様に手配しておくよ」

まあ、決してこんな爽やかなやりとりではないんですが。このおじさんが悪いわけでもないので、怒っても仕方ない。自分たちにとっての最善を考え、ホテルからブルージュの空港までは車で20分程度ということが分かったので、ホテルに届けてもらうより空港に受け取りに行った方が確実なのではないかという判断を下した。

というわけで、ブルージュのホテルへ向けて出発。明日はオフなのでゆっくりドライブ。9時頃ホテル着。
現地プロモーターに荷物の件を連絡し、彼から航空会社に連絡してもらい、本当に今日中に空港に届くのか、そもそもいま何処にあるのか、もろもろ話をつけてもらった。
14時。ホテルのロビーに現れたプロモーターの彼は、いま荷物は全てウィーン空港にあり、今日中にパリの空港に来て、明日14時にブルージュの空港に到着するから大丈夫、心配するな「じゃあ、また明日!」と陽気に帰って行った。メンバー全員に連絡網がまわり、一応一安心。各自部屋でゆっくりしたり市街地へ繰り出したり。

18時。航空会社から連絡。嫌な予感。14個のうちの2個が見つからない、とのこと。
20時。今日はパリの空港に届かないかもしれない。
22時。12個は明日12時にパリの空港に到着する。未だ2個は行方不明。
23時。全員集合して会議。
明日の会場入り時間は18時。今日のこれまでの流れを考えると明日18時までにブルージュ空港に到着する保証はどこにもない。議論の結果、運転手4名プラス助手席サポート1名の計5名で、パリの空港まで回収しに行くしかない、ということに。しかも往復12時間なので、明日の18時入りを考えるともう今すぐにでも出発しなければならない。

巨大なパリの空港内(フランス最大の国際空港、シャルル・ド・ゴール国際空港)で受付を数回たらい回しにされ走り回った甲斐あって、無事全14個を発見。5人で拍手!



2012年7月4日(水)
"Bruges Festival Relache"
(フランス・ブルージュ)

見事、18時ちょっと前会場着。9人で拍手!

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終演後には恒例のサイン会。
最前列で中田亮を夢中で見てた少年。
駆け寄って来てくれました。

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続いて、もの凄い興奮っぷりで中田に抱きつく女性。
「私の背中にサインして〜!ローレンス、LOVE!日本語プリーズ!」
昨日からのバタバタが全て帳消しになりました。
愛。

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